ヤナセは、12月27日、同社が毎シーズン実施している「ヤナセ・プロ野球MVP賞」の2018年度における受賞選手として、読売巨人軍の岡本和真選手を表彰し同社が取り扱うメルセデス・ベンツA180スタイルの贈呈式を開催した。
メルセデス・ベンツなど欧米の輸入車販売を手掛ける同社が、1984年から実施しているのが「ヤナセ・プロ野球MVP賞」だ。
同社では、この賞を「スポーツを通じた明るく健全な社会の実現と、選手の士気向上、ペナントレースの活性化を通じて、野球界のさらなる発展をサポートする」目的で、今までに数々の有名選手へ賞を授与。
現在は、セ・パ4球団(読売巨人軍、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス)を対象に、レギュラーシーズンのチーム成績が3位以内の場合、チーム内でシーズンを通じて最も活躍した選手に対し、チームの順位に応じて同社が取り扱う車両を贈呈している。
その2018年度対象者として選ばれたのが、セントラル・リーグで3位となった読売巨人軍の岡本選手(22歳)だ。
受賞理由は、同社によると
「チームで唯一全試合に出場し、攻守で活躍。シーズン最終戦で放った2本のホームランで、歴代最年少の「打率3割・30本塁打・100打点」を達成しただけでなく、チームのA クラス入りを決定づけた」
ことを挙げている。
同社の東京支社ショウルーム(東京都港区)で行われた当日の式典には、まず同社の𠮷田多孝 社長が登壇。
挨拶の中で、同氏は「2018年は、(同社の)累計販売台数が200万台を突破した記念すべき年」であることを明かし、加えて岡本選手が生まれた1996年は、同社が累計販売台数100万台を超えた年であるとして、岡本選手に「不思議なご縁を感じる」とコメントした。
また、岡本選手に今回贈呈したA180スタイルについて、AI搭載による自然対話式音声認識機能により、「ハイ、メルセデス」とクルマに話しかけることで、車内の温度調整やナビの目的地検索、音楽の選択等が簡単に可能。
加えて、数々の安全先進技術を採用したインテリジェントドライブにより、安全性はもちろん、より快適な走行を実現にしていることを協調。
同車のドライブで「シーズン中のストレスや疲れの軽減に役立ててほしい」といった言葉を送った。
一方、受賞した岡本選手は、「欲しかった賞だっただけに、受賞は非常にうれしい」とコメント。また、来シーズンについては、チームのリーグ優勝に貢献することで再び受賞し、「可能なら(メルセデス・ベンツ)Eクラスを受賞できる成績を残したい」と来季にかける意欲を語った。
ちなみに、同賞は2018年度パシフィック・リーグ2位の福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐選手も受賞。今回の式典前日である12月26日にメルセデス・ベンツC180が贈呈されている。