ヤマハ発動機のグループ会社で、米国で金融サービス(クレジット、リース、保険等)の提供を行う「YAMAHA MOTOR FINANCE CORPORATION U.S.A.(YMFUS)」は、これまで米国金融機関と提携していたプライム層向け金融プログラムを、自社サービスに切り替えた。
これにより、米国における、あらゆる個人顧客および販路向けの金融プログラムを、全て自社サービスとして提供できるようになった。
ヤマハ発動機は、2018年12月発表の現中期経営計画において、ユーザーとの結びつきを強め、また安定した収益を確保するための金融サービス事業を重要戦略の一つと位置づけ、地域および事業領域拡大を行い、2021年末に債権残高4,500億円規模を目指すとしている。
今回の米国における金融サービス事業の拡充は、この中期経営計画に沿った事業領域拡大の一環。なお、1月には、同提携金融機関から、プライム層の個人顧客向けローン債権を購入している。
ヤマハ発動機は、今後も魅力あるファイナンスプログラムの提案を行うことで、製品を購入しやすい環境を整え、販売拡大に繋げていくとしている。