ヤマハ発動機販売は、需要の創出や二輪市場活性化を目指して、新事業「ヤマハ バイクレンタル」を、10月1日から、ヤマハスポーツバイク取扱店を中心に開始する。
国内二輪保有台数は、小型二輪が27年連続で増加傾向にあるなど、スポーツバイクの需要は安定的に推移しているが、新車購入者は40代以上の中高年層が中心で、少子高齢化や趣味の多様化などの影響が及んでいる。
一方、レンタルバイク利用者は年々増えており、平均年齢も38.6歳(※)と、軽二輪購入者の平均年齢43.2歳(※)に比べ、若年層の利用が多くなっている。
また、二輪免許を取得はしたが、運転技量への不安から購入せずに長期間経過、さらに維持費の捻出や駐車スペースの確保が難しいなど、さまざまな理由から、二輪免許保有者の7割(※)がバイクを保有していないという調査結果も出ていると云う(※いずれもヤマハ調べ)。
こうした状況を受け、同社は、バイクの楽しさを手軽に実感できる機会の創出と、新たなヤマハファンの拡大を図るため、「ヤマハバイクレンタル」を開始。
より多くの人が利用しやすいレンタル車両や料金を設定するほか、保険・補償を充実させ、ツーリングに便利なアクセサリーを車両に装着するなど、安心して利用できる内容を備えたとのことだ。
ヤマハは、今後、レンタル車両のラインアップ拡充や、旅先でも利用しやすい店舗の設置、継続利用しやすいプラン、ライディングスクール「ヤマハライディングアカデミー」などの各種既存イベントとの連携、インバウンド需要にも対応するツーリングプランの充実など、「ヤマハ バイクレンタル」を軸に、より多くの人との結びつきを強化していきたいとしている。
[レンタルバイク概要]
<貸出開始時期>
2018年10月1日(9月19日より予約受付開始)
<貸出店舗数>
11月中に24店舗で開始し、2020年までに全国70店(予定)
<レンタル車両>
TRICITY125、YZF-R25、MT-03、MT-07、XSR700など。(店舗により異なる)
※126cc以上のモデルは全てETC装備(ETCカード持参)
<料金例>
126cc~400ccクラス:8時間10,300円 / 24時間12,800円(いずれも税込)
※クレジット決済のみ
<主な特徴>
○保険や補償、ロードサービスが万全で安心して利用できる。
○リアキャリアやトップケース、DC電源など、ツーリングに便利なアクセサリーを装備(一部車両除く)
○ヘルメット・グローブ・ライディングジャケット・レインウエア・車体ロックの貸出あり(有料)
○万が一の際、レンタル車両の修理代が免除となる免責オプション(有料)
[問い合わせ先]
ヤマハ発動機販売株式会社 MC営業部 マーケティング課
TEL:03-5713-3844