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2021年6月23日【経済・社会】

新車購入時、7割が「試乗している」。ナイル調べ

NEXT MOBILITY編集部

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ナイルは6月23日、新車を買ったことのある全国の男女1,039人を対象に実施した、新車購入時の試乗についての調査結果を発表した。

 

 

■調査結果概要
・新車を買うときに実際にディーラーに行くのは93.7%
・ディーラーに車を見に行かない理由の40%は「カタログ、インターネットで見るから」
・ディーラーに行っても試乗しない理由は「傷つけたくない」が27.4%

 

今回の調査により、多くの人が車を買う際には実施に試乗して車を確かめている一方で、カタログやインターネット、SNSで手軽に情報収集ができることもあり、ディーラーに行かなかったり、行っても試乗せずに車を購入したりする人が一定数いることが判明した。

 

 

■調査結果詳細

「見に行く」:93.7%(957人)/「見に行かない」:6.3%(64人)

 

新車を買ったことのある全国の男女1,039人に、実際にディーラーに車を見に行くかどうかを聞いたところ、1,021人から有効回答があり、「見に行く」と回答した人が93.7%、「見に行かない」が6.3%という結果になった。多くの人が、実際の車をディーラーに見に行っていることが判明した。

 

 

「カタログ・ネットで見るから」:49.9%/「ディーラーが車を持ってくるから」:18.2%/「ディーラー以外から購入するから」:13.6%/「近くにないから」:9.1%/「身内・友人に相談するから」:9.1%/「手間・興味が無い」:9.1%

 

Q1で、実際にディーラーに見に行かないと回答した人にその理由を聞いたところ、「カタログを見ればどんな車かわかるから」「インターネットで調べる」「欲しい車が事前に決まっていたから」などの「カタログ、ネットで見るから」という回答が半数であった。

 

 

「試乗している」:71%/「試乗していない」:29%

 

Q1で、実際にディーラーに見に行くと回答した人に、試乗しているかどうかを聞いたところ、「試乗している」と回答した人は71%、「試乗していない」は29%という結果になった。

 

 

「傷つけるのが嫌だから」:27.4%/「購入に影響がないから」:19.0%/「試乗車がなかったから」:14.3%/「情報を既に知っているから」:10.7%/「勧められなかったから」:8.3%/「面倒だから」:4.8%/「試乗後のセールスが煩わしいから」:4.8%/「その他」:10.7%

 

Q3で試乗していないと回答した人に、なぜディーラーに行っているのに試乗しないのかを聞いたところ、「傷つけるのが嫌だから」の27.4%がトップで、次に「既に購入を決めているから」「試乗で購入の判断をしないから」など「購入に影響がないから」といった回答が見られた。

 

 

■調査概要
調査対象:車を購入したことのある全国の男女1,039人
調査期間:2021年5月12日~6月9日
調査方法:インターネット調査
調査内容:Q1.  新車を買うときに実際にディーラーに車を見に行きますか?/Q2.  (Q1で「見に行かない」と回答した方)車を見に行かない理由は何ですか?/Q3.  (Q1で「見に行く」と回答した方)新車を購入する際、試乗していますか?/Q4.  (Q3で「試乗しない」と回答した方)ディーラーに行っても試乗しない理由は何ですか?

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。