フォルクスワーゲン グループ ジャパンは12月4日、新世代のインフォテイメントシステムを「T-Roc(ティーロック)」「T-Cross(ティークロス)」を皮切りに、その他のモデルへも順次導入して行くことを発表した。また、新世代インフォテイメントシステムの導入に合わせて、現在提供しているオンラインサービス“Volkswagen Car-Net(カーネット)”に代わり、新たなオンラインサービス“We Connect(ウィー コネクト)”を同日より提供する。
新世代インフォテイメントシステムは、全てのインフォテイメントシステムにeSIM内蔵の通信モジュールを搭載し、フォルクスワーゲン車として日本で初めて常時コネクティッド(オンライン接続)のヘッドユニットとなる。インフォテイメントシステムのラインアップは、8インチ液晶を搭載したディスプレイオーディオ「Ready 2 Discover(レディートゥーディスカバー)、8インチ仕様の専用ナビゲーション・ システム「Discover Media(ディスカバーメディア)」、9.2 インチの大型モニターを搭載した ナビゲーション・システム「Discover Pro(ディスカバープロ)」の3種類から構成され、モデルに応じてインフォテイメントシステムを選ぶことができる。
新世代インフォテイメントシステムと合わせて新たにサービス提供が可能となったオンラインサービス“We Connect”は、現在のオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”で利用できる渋滞情報などの各種ナビゲーション関連のオンライン情報に加え、“We Connect”から新たに車両のドアやトランクの開錠・施錠をスマートフォンの専用アプリ上で操作をできる”ドアロック&アンロック”や、万が一車両が故障した際は、ロードサイドアシスタンスのコールセンターに位置情報などの車両情報を自動通知し、オペレーターと通話できる“ブレークダウン・コール”、定期点検や警告灯情報を販売店に自動通知し、販売店への入庫のアレンジができる“サービススケジューリング”などの機能が利用できるようになった。さらに従来より提供しているナビ機能関連においてもオンラインにて地図更新が可能となり、サービスを今まで以上に充実させている。