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2022年6月23日【新型車】

VW、「Polo」マイナーチェンジ

NEXT MOBILITY編集部

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フォルクスワーゲン ジャパンは6月23日、マイナーチェンジした新型「Polo(ポロ)」を、同日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売すると発表した。グレードは4展開。価格(税込)は257万2,000円~329万9,000円。

フォルクスワーゲン・ロゴ

Poloは、1975年の欧州デビュー以来、これまでに全世界で1,800万台(2,050万台:派生モデル含む)、日本では1996年の本格導入以降、累計約30万台を販売してきたコンパクトハッチバック。

 

新型モデルでは、表情豊かで自信に満ちたエクステリアを目指してデザインを刷新。新デザインのフロント&リヤバンパーを採用し、全長を先代より10~25mm伸ばして4,085mmとするなど、力強くスポーティな印象に仕上げられていると云う(全幅1,750mm、全高1,450mmおよびホイールベース2,550mmは、先代と変わらず)。

 

 

[新型Poloの主な特長]

 

エクステリアデザイン

 

・長くエレガントなルーフラインがリヤ・ルーフスポイラーに流れ込むようなサイドデザイン。

 

・LEDマトリックスライト“IQ.LIGHT”採用のヘッドライトとデイタイムランニングライトの2本のLEDストリップがライト下縁に沿って縁取られ、上部の長いストリップがラジエーターグリルのLEDクロスバーに接続するユニークなフロントデザイン。

 

・新デザインの立体的なLEDテールランプを採用したリアデザイン。

 

動力性能

 

・先代と同排気量ながら、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターの採用で厳しい環境規制にも準拠した最新世代の1.0TSIエンジンを搭載。市街地から高速道路まで十分な動力性能を発揮すると共に、高い静粛性も実現している。

 

先進安全装備

 

・上級セダンモデルの「Passat(パサート)」やファストバック「Arteon(アルテオン)」、SUV「Tiguan(ティグアン)」等にも採用されている“Travel Assist(トラベル・アシスト)”やLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”といった先進安全技術を初採用する等、欧州の自動車安全アセスメント「ユーロNCAP」で、最高評価となる5つ星を獲得。

 

Travel Assist:予め設定した車速内に於いて前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートする同一車線内全車速運転支援システム。

 

IQ.LIGHT:フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステム。“ダイナミックターンインジケーター”との組み合わせにより、右左折時の被視認性向上にも寄与。

 

快適装備

 

・9.2インチの大型モニターを搭載したVolkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”を採用。

 

・“デジタルメータークラスター”や“タッチコントロール式エアコンディショナーパネル”を採用。

 

グレード&ボディーカラー

 

・グレードは、従来のTrendline(トレンドライン)に代わってLEDヘッドライトなどを標準装備する「Active Basic(アクティブ・ベーシック)」、Comfortline(コンフォートライン)に代わってデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”などを標準装備する「Active(アクティブ)」、Highline(ハイライン)に代わって同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”やLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を標準装備する「Style(スタイル)」に加え、スポーティな専用内外装を身に纏った「R-Line(アールライン)」の4つを設定。

 

・ボディカラーは、新色の“ヴァイブラントヴァイオレットメタリック”の他に、“キングズレッドメタリック(有償オプションカラー)”、“アスコットグレー”、“リーフブルーメタリック”など、合計7色をラインアップ。

 

 

[全国希望小売価格](税込)

 

<グレード名、エンジン / トランスミッション、価格(円)>
– TSI Active Basic、1.0L TSI(70kW) / 7速DSG、¥2,572,000
– TSI Active、1.0L TSI(70kW) / 7速DSG、¥2,821,900
– TSI Style、1.0L TSI(70kW) / 7速DSG、¥3,245,000
– TSI R-Line、1.0L TSI(70kW)/ 7速DSG、¥3,299,000

 

 

[諸元表]

 

 

 

[主要装備表]

 

 

<オプション価格>(税込/円)

 

○Discover Proパッケージ(TSI Active / TSI Style / TSI R-Line):¥154,000

 

・Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”(SSDナビゲーションシステム、通信モジュール内蔵、MP3/WMA再生、AM/FM、ワイドFM対応、 Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン、ジェスチャーコントロール、コネクティビティ機能“App-Connect”)。

 

○テクノロジーパッケージ(TSI Active):¥176,000

 

・アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)。
・同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”。
・駐車支援システム“Park Assist”。
・パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ) / オプティカルパーキングシステム。
・スマートエントリー&スタートシステム“Keyless Access”。

 

○Side Assist Plusレスオプション*(TSI Style / TSI R-Line):¥-28,600

 

・レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”。
・リヤトラフィックアラート(後退時警告、衝突軽減ブレーキ機能)。

 

○有償オプションカラー(キングズレッドメタリック):¥33,000

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。