ボルボ・トラックは、平成28年排出ガス規制に適合した新型「ボルボFH」4x2及び6x4セミトラクターを、全国のボルボ・トラック正規ディーラーとUDトラックスを通じて発売する。
新型ボルボFHセミトラクターは、「D13K」エンジンと、オートマチックトランスミッション、「I-シフト」が進化。新導入のデュアルクラッチ機構や、超重量物輸送に貢献するクローラーギヤのオプションの選択が可能となった。
[新型車の特徴]
・ボルボ・ダイナミック・ステアリングを商用車として日本で初めて導入。
・2種類のEURO6エンジンを導入し、平成28年排出ガス規制に適合。それぞれのエンジンは、現行車比で20psの出力向上。
・オートマチックトランスミッション「I-シフト」を更に進化。許容トルクが広がり、重量物の牽引性能が向上する。また、デュアルクラッチと、厳しい条件で超重量物を積んだ状態から始動の際に威力を発揮するクローラーギヤが、オプションで選択可能。
・衝突被害軽減ブレーキ付きアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警報、レーンチェンジサポート、ドライバーアラートサポートなどの安全機能を標準装備。
・以前からの標準装備のパーキングヒーターに加え、ビルトイン式のパーキングクーラー(I-パーククール)を標準(FH6×4のフルリーフ車を除く)で装備。
・国内サービスネットワークと豊富なパーツ在庫で稼働率向上に寄与。
新型のボルボFHセミトラクターの発売に際して、ボルボ・トラック・セールス バイスプレジデントの関原紀男 氏は、以下のように述べている。
「今回ご紹介するボルボ・トラックFHは、すでに国内で実証されている居住性、安全性、操作性の優位に加え、世界でもボルボ・トラックだけが提供できる機能の数々を、日本のユーザーに丁寧にご説明し提案させていただきたい」。
[主要諸元]
※車型の展開については順次拡大を予定。