ボルボ・フィナンシャル・サービス(Volvo Financial Services 、VFS)は11月23日(現地時間)、同社のアジア太平洋地域組織を再編成し、ボルボ・グループブランド組織への支援拡充、より迅速な意思決定、より高いレベルの総合的顧客サービスを提供すると発表した。
2021年1月1日付でVFSの現在のアジア太平洋(APAC)地域は、VFSインターナショナルに移り、南アフリカとトルコ市場を加える。さらにモロッコ・アライアンス市場の権限はVFSトルコの監督下に入る。
現在のVFS APAC地域の責任者であるPaul Le Houillier氏がVFSインターナショナルの上級副社長として新たに規定された地域の指揮を執る。この地域は、新たに加えられた市場のほか、日本、中国、オーストラリア、インド、韓国、東南アジア・アライアンス市場を含む。VFSインターナショナルの本社は引き続き中国の北京に置かれる。
Le Houillier氏は「当社の顧客により高いレベルのサービスを提供するために、われわれは常に組織を評価して改善し、常に変化する顧客のニーズに応えていかねばならない。今回の再編成は、VFSがボルボ・グループブランド組織により優れた支援を行うことを助け、その一方でわれわれを一段と市場に接近させてサービスを強化し、事業を拡大することにつながる」と述べた。
VFSインターナショナルの再編成はより大規模なVFSの組織改革の取り組みの一環である。VFSの現在の欧州地域組織は、VFS Europe-南部・西部、VFS Europe-北部・中部、VFS Europe-中東部・東部の新たな3つの地域を含む組織へと移行する。