ボルボ・カーズは3月5日、2月の世界販売実績は引き続き好調を維持し、年初から2ヶ月間の前年同期比で29.1%増となったと発表した。
米国、欧州、中国での販売台数が増加したため、1月と2月を合わせた販売台数は110,383台となった。販売台数の増加は、中国での新型コロナウイルスからの回復が続いていること、米国市場での堅調な業績、スウェーデンでの販売増加によるものだという。
また、2月の販売台数は50,795台で、前年同月比27.8%増となり、2月として過去最高の販売実績となった。
電気自動車またはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載した充電可能モデルのリチャージ・ラインアップは引き続き好調を維持し、グローバルでの販売における26.6%を占め、欧州では、リチャージ・ラインアップが全体の販売台数の44%を占めている。
中国では、ボルボ・カーズが昨年の新型コロナウイルスによる操業停止で失われた販売を回復する以上の成果を上げ、1月と2月を合わせた販売台数は前年同月比160.6%増の29,243台となった。
米国での販売台数は前年同期比で増加を続け、1月と2月を合わせた販売は、前年同期比23.7%増の17,315台に達した。好調な伸びは、プレミアムSUVラインナップによるもので総販売台数の80%を占めているとしている。
欧州での1月と2月を合わせた販売台数は、主にスウェーデンでの販売増加に牽引され、前年同期比5.5%増の40,874台。
2月の販売台数は「XC40」が15,818台(2020年は10,266台)でトップ、次いで「XC60」が14,463台(9,774台)、「XC90」が6,808台(4,852台)となっている。