ボルボ・カーズは6月5日( 欧州発 )、5月の世界販売台数が68,034台で、前年同期比13パーセント増だったと発表した。販売台数の増加は主に欧州での好調な業績と、同社の完全電動小型SUV「EX30」によるもの。
同社の電動モデル、完全電気自動車、プラグインハイブリッドモデルの売上は、前年同期比で37%増加し、5月に販売された全自動車の48%を占めた。完全電気自動車のシェアは、その月の販売された全自動車の25%を占めた。
1月から5月までの世界全体の販売台数は316,559台で、2023年の同時期に比べて15%増加した。
今成績についてボルボ・カーズの最高商務責任者兼副CEOのビョルン・アンウォール氏は、「今月の販売数は、2024年までに少なくとも15%の成長という当社の販売目標に向けた進捗状況を示す新たな指標です。
堅調な成長が続いたことを嬉しく思います。これは当社のブランドの強さの証です。加えて欧州地域で最も売れているBEVのひとつとなったEX30に対する消費動向も心強く感じています。
欧州では、5月の販売台数が33,252台に達し、前年同期比で27%増加しました。ボルボ・カーズの電動モデルの販売台数は前年同期比で34%増加し、5月に欧州で販売された全自動車のうち電動モデルが66%を占めました。
米国での5月の販売台数は5%減少し、合計10,153台となりました。一方で当社のプラグインハイブリッドモデルの販売台数は前年同期比で113%増加しました。
中国での販売台数は13,934台で、2023年5月と比較して1%減少しました。電動モデル(完全電気自動車とプラグインハイブリッドモデル)の販売台数は1,303台で、前年同期と比較して10%増加しました。
なお5月には、ボルボXC60が20,507台(2023年:18,052台)を売り上げて最も売れたモデルとなり、次いでXC40が13,640台(2023年:17,596台)、EX30が11,035台(2023年:0台)を売り上げたモデルとなりました」と結んでいる。