ボルボ・カー・ジャパンは12月2日、新型電気自動車C40 Rechargeのサブスクリプション・キャンペーンの応募者が、限定100台に対して、最終的に約6倍の575件に達したと発表した。
ボルボC40 Rechargeはボルボが日本で初めて導入した電気自動車(BEV)。前後にモーターを搭載したAWD車で、78kwのバッテリーを搭載し、航続距離は485km(WLTC:一充電走行距離、国土交通省申請値)となる。また内装には本革(レザー)を一切使用せず、リサイクル素材を積極的に採用し、販売は全てオンライン経由で行う。
今回のサブスクリプション・キャンペーンは、日本国内での新型電気自動車C40 Rechargeの発表を記念したもので、2021年11月18日から同年11月30日まで応募を受け付けていた。
キャンペーンでは、各種税金、自賠責保険、リサイクル料金、登録諸費用、任意保険料、サービスプログラム、付帯補償料などを含む内容が、月額11万円(税込)の支払いで、最長36ヵ月利用することができる。また、3ヵ月前に申し出ればペナルティー無しで解約することができる。
今回の575件の応募者のうち、ボルボ車のオーナーが3割を下回り、ボルボ車以外に乗っている人が約6割を超え、また、約1割の人は現在車を所有していない人が占めた。
ボルボ・カー・ジャパンの社長であるマーティン・パーソンは、「今回の応募者数は我々の予想を上回るもので、多くの方々からの自動車のサブスクリプションに対する関心の高さが伺えます。同時に、ボルボ日本初となる電気自動車に対して、多くのお客様から高い関心が示されたと認識しています。今回の応募状況、内容に対する評価、実際の運営上の課題等を踏まえ、来年中に新しいサブスクリプション・プランの導入に向けて検討を進める予定です」と述べている。
応募者に対しては、12月中旬までに抽選結果を連絡をする予定。また納車については、2022年の春頃を予定している。
なお、今後のC40 Rechargeの一般販売については、2022年1月中よりオンラインで開始する予定となっている。