ボルボ・カーズは7月27日、2021年上半期の業績を発表した。
売上高は26%増の1,410億SEKを達成。2021年上半期の営業利益は132億SEKで営業利益率は9.4%となり、過去最高の売上高と営業利益を達成した。
販売台数は、パンデミックの影響を受けた2020年と比較して41%回復。パンデミックの混乱以前の2019年の上半期と比較しても12%の成長を示した。12ヵ月間の通算販売台数は約77万5,000台で、10年前に設定した目標の80万台にわずかに届かなかった。
ボルボ・カーズのCEOであるホーカン・サムエルソンは「業界全体の半導体不足にもかかわらず、当社は力強い成長を続けました。それよりも重要なのは、当社が自動車業界で進行中の変革をリードする存在であることを示せたことです」と述べた。
また、ボルボ・カーズは、2030年までに完全な電動化を実現することを目指している。その一環として、2番目の電気自動車であるボルボC40リチャージを発売した。
ボルボの電気自動車およびプラグインハイブリッド車の販売台数は大幅に増加し、現在、全世界の販売台数の25%を占めている。これは、総販売台数に占める電動車の割合としては、伝統的な自動車メーカーの中で最も高いものとなった。