フォルクスワーゲン ジャパン( 所在地:東京都品川区、ブランドディレクター:アンドレア カルカーニ )は11月21日、今年6月にマイナーチェンジしたコンパクトハッチバックの新型「Polo(ポロ)」にパフォーマンスモデルの「Polo GTI」を新たにラインアップに加えて販売を開始した。( 坂上 賢治 )
新型Polo GTIに採用されているエンジンは、2.0TSIエンジン。最高出力は207PS( 先代モデルは200PS )、 最大トルク320Nm( 先代モデル同様 )を1,500~4,500回転の広範囲で発生させ、0-100km/h加速は6.5秒( 欧州測定値 )の性能を刻む。
パワーユニットに併せてシャシーも専用セッティングが施され、ノーマルモデルに対して15mm( 欧州測定値 )低いローダウンスポーツサスペンションを採用。
その他にも高速でのコーナリング時にトラクション性能を最適化する電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”や、自分好みの走りを選択できるドライビングプロファイル機能を標準装備とした。
またオプションとして、スポーツモードとノーマルモードの切り替えを可能とするアクティブダンパーを備えた“Sport Select” シャシー付スポーツパフォーマンスキットと18インチアルミホイールがセットとなった“Sport Select” パッケージも用意した。
エクステリアは、ハニカム形状のフロントグリルに加え、左右のヘッドライトをつなぐ車幅灯と共にヘッドライト内部まで赤いアクセントラインが走るTIの作法に沿ったもの。
インテリアはブラック、レッド、グレー、クロームを基調に赤いアクセントが施されたこちらもGTI伝統の仕様となっている。
例えばフロントシートは、伝統のチェック柄を配したファブリックのトップスポーツシートを採用、シートやシフトノブなど随所に赤いスティッチが施され、GTI専用のマルチファンクションステアリングホイールや、専用表示のデジタルメータークラスターと共に、GTIらしいスポーツ感を演出する。
なお運転支援システムは、LEDマトリックスヘッドライト“IQ. LIGHT”や同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”などを標準搭載した。
ボディカラーは、ピュアホワイトやディープブラックパールエフェクトに新色のキングズレッドメタリック( 有償オプションカラー )とスモーキーグレーメタリックが加わった合計4色展開。グレード構成と価格は以下の通り。
<全国希望小売価格(税込)>
新型「Polo」:5グレード展開
-TSI Active Basic 1.0L TSI(70kW) / 7速DSG :¥2,572,000-
-TSI Active 1.0L TSI(70kW) / 7速DSG :¥2,821,900-
-TSI Style 1.0L TSI(70kW) / 7速DSG :¥3,245,000-
-TSI R-Line 1.0L TSI(70kW) / 7速DSG :¥3,299,000-
-GTI 2.0L TSI(152kW) / 7速DSG :¥4,113,000- ( NEW )