自動車部品サプライヤーのヴァレオジャパンは、5月7日、自動車用電装品等のメーカーである市光工業と、愛知県名古屋市天白区に名古屋テクニカルセンターを開設することを発表した。
ヴァレオは、パリに本拠を置く自動車部品メーカーで、33カ国に184カ所の工場、20カ所の研究センター、35カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約11万1600人の従業員を擁する世界的企業。ヴァレオジャパンはその日本法人だ。
一方、1903年(明治36年)に創業した市光工業は、自動車の純正電装部品などのメーカー。2000年にヴァレオの子会社となったことで、ヴァレオジャパンとはグループ企業の関係にある(日本には他にヴァレオカペックジャパンもある)。
中部地区における2社の拠点は、従来、ヴァレオジャパンが愛知県豊田市に豊田営業所、市光工業は名古屋名東区に中部支店を設置していた。
今回の名古屋テクニカルセンターの開設により、2社は外資系サプライヤーとしては中部地域で最大級の体制を整えることとなり、営業力の強化やR&Dの大幅拡充を通じ、顧客への技術サポート向上を目指す。
なお、市光工業は5月7日(月)より、ヴァレオジャパンは5月14日(月)より新社屋での業務を開始する。
新住所 : 〒468-0011 愛知県名古屋市天白区平針1丁目117番地
市光工業(株) Tel:052-848-6002(代表) Fax:052-848-6014
(株)ヴァレオジャパンTel: 052-848-6912 (代表)Fax: 052-848-6948