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2020年2月21日【アフター市場】

USS、豊田通商が販売する車両検査システム導入へ

NEXT MOBILITY編集部

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左から、TAC代表取締役社長の村井義之氏、USS代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)の瀬田大氏、豊田通商グローバル部品・ロジスティクス本部COOの堀崎太氏。

 

 

豊田通商のグループ会社である豊通オートモーティブクリエーション(TAC)は、中古車オークション最大手のユー・エス・エス(USS)と、豊田通商が販売権を持つイスラエルのUVeye(ユーブイアイ)社の車両検査システムを導入する業務契約を締結した。

 

USSは4月から、同社の名古屋オークション会場に、日本で初となる同システムを試験導入する。

UVeye社の車両検査システムは、①車両下部、外観(ボデー、タイヤ・ホイール)の高度3Dスキャン撮影と②AIによる画像解析の2つを組み合わせ、瞬時に車両異常を自動検知するもの。目視で行われるのが一般的な車両検査に、このシステムを導入することで、検査の迅速化が図れると云う。

 

 

 

 

USSは、今回の試験導入により、オークション出品車両の下部とタイヤ・ホイール側面の高精細画像を取得しオークション会員へ提供。TACとUSSは、試験導入の結果を踏まえ、全国19カ所のUSSオークション会場への同システム導入を検討していく。

 

 

 

 

さらに両社は、車両検査の効率化を図るため、AIによる画像解析の活用を含めた車両検査システムの評価と、導入の検討を共同で実施していく。

 

 

※タイトル画像:左から、TAC代表取締役社長の村井義之氏、USS代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)の瀬田大氏、豊田通商グローバル部品・ロジスティクス本部COOの堀崎太氏。

 

 

[会社概要]

 

<USS>

 

– 会社名:株式会社ユー・エス・エス
– 所在地:愛知県東海市新宝町507番地の20
– 設立年:1980年
– 資本金:18,881百万円
– 従業員数:正社員597名 パート102名(2019年9月30日現在)
– 代表者:

代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO) 安藤 之弘
代表取締役社長兼最高執行責任者(COO) 瀬田 大

– 事業概要:中古自動車のオークション運営

 

<UVeye社>

 

– 会社名:UVeye Ltd. (ユーブイアイ)
– 所在地:イスラエル国・テルアビブ
– 設立年:2016年
– 資本金:35百万米ドル
– 従業員数:102名(2019年9月30日現在)
– 代表者:CEO & Co-Founder, Amir Hever(アミール・へヴァー)
– 事業概要:AIを活用した車両の自動異常検知システムの開発・診断サービス事業

 

<豊通オートモーティブクリエーション>

 

– 会社名:豊通オートモーティブクリエーション株式会社
– 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目14番19号 住友生命名古屋ビル24階
– 設立年:2009年
– 資本金:1000万円
– 従業員数:134名(2019年4月1日現在)
– 代表者:代表取締役社長 村井 義之
– 事業概要:自動車向け純正部品・純正用品の商品開発及び営業全般

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。