ファブリカコミュニケーションズは6月28日、残価設定が可能で、頭金0円・月々定額で利用できる中古車リース「ユズカリ」のサービス提供を開始した。
「ユズカリ」は、U-CARソリューショングループが提供する中古車検索サイト「車選びドットコム」が運営する中古車リースのサービス。
中古車リースとは頭金0円・月々定額で好きなクルマに乗ることができるサービスであり、 車両代金や税金だけでなく、プランによっては車検やメンテナンス費用などもまとめて定額化することができる。
特に「ユズカリ」では、同社が蓄積してきたカーライフデータを活用し、独自のアルゴリズムで精度の高い残価の設定ができることを大きな特徴としている。
また、「ユズカリ」の中古車リースでは、契約満了時のクルマの価値を基準に残価を設定し、残価を差し引いた車両価格で利用料を算出するため、月々の支払い額を抑えることができる。
昨今、ものを持たない選択をする人が増えており、約2割の世帯は「車検費用が負担」などを理由に車を所有しないことを選択している。一方で、車検やメンテナンス代、税金などが定額支払いとなるカーリースの利用は拡大しつつある。一般社団法人日本自動車リース協会連合会によると、個人向けのオートリース市場は、2020年3月末時点のリース車両保有台数が前年同期比21.7%増の37.4万台となった。
「ユズカリ」は、2022年3月末までに5,000台の中古車リース対象車両の掲載を目標としている。