豊田通商は、インド最大の新車・中古車の自動車マーケットプレイス運営会社「Droom Technology(ドゥルーム社)」が実施する第三者割当増資を引き受け、出資した。
また、ドゥルーム社と、中古四輪車・二輪車マーケットプレイス事業での海外展開に関するMOUを締結した。
ドゥルーム社が運営するマーケットプレイス「Droom(ドゥルーム)」は、インドの経済成長に伴い好調な同国の自動車市場において、売り手と買い手が安心して売買できるプラットフォームを提供。
独自に開発した仕組みにより、中古四輪車・二輪車の購入時に消費者が不安を抱く、車両状態や販売価格、販売業者の信頼度などの透明化を図り、事業開始から約3年で同国最大の自動車マーケットプレイスに成長している。
豊田通商は、国内外において中古車販売・サービス事業を展開。近年、中古車流通事業へ参入するなど、中古車事業の取り組みを強化している。
今回の出資およびMOU締結により、ドゥルーム社が持つ中古四輪車・二輪車マーケットプレイス事業の知見と、豊田通商が持つ新興国における自動車販売関連事業のアセット・知見を組み合わせることで、中古車の需要が見込まれる新興国において、中古四輪車・二輪車マーケットプレイス事業の海外展開を推進し、取引の透明化への貢献を目指すとしている。
[Droom社概要]
会社名:Droom Technology Pvt. Ltd.
営業本拠地:グルガオン、インド
設立年:2014年4月
代表者:Founder & CEO Sandeep Aggarwal (サンディープ アガルワル)
事業概要:自動車オンラインマーケットプレイス事業(新車・中古車)
■DroomのHP:
https://droom.in/