豊田通商は、スズキからインド製小型乗用車のOEM供給を受け、トヨタブランド「トヨタ・スターレット」としてアフリカ市場で販売を開始する。9月中旬からの南アフリカでの販売を皮切りに、順次アフリカ47カ国へ拡大していく。
豊田通商は、昨年1月にトヨタ自動車から、アフリカでの営業業務の全面移管を受けている。また、今回のスズキからのOEM供給は、昨年3月のトヨタ自動車とスズキ間の合意に基づくもの。
豊田通商は、近い将来アフリカで中間所得層が拡大することを見据え、アフリカ全土のトヨタブランドの販売チャネルを生かした小型車の販売とアフターサービスを強化。今回のトヨタ・スターレットの販売のみならず、今後もスズキと連携し、幅広いニーズに応えるために、SUVやセダンなど各種ボデータイプの小型車ラインナップの拡充を予定していると云う。
豊田通商は、トヨタ車のアフリカ市場での販売力強化に向け、今後もスズキとの協業を深めるとともに、アフリカの人々に高品質でアフォーダブルな小型車とサービスを提供し、同国のモビリティ社会の発展に貢献していくとしている。
[トヨタ・スターレット(アフリカ販売モデル)諸元]
– 全長(mm):3,995
– 全幅(mm):1,745
– 全高(mm):1,470
– 乗車定員(名):5
– エンジン:K14B
– 排気量(cc):1,373
– 最高出力(kW/rpm):68/6,000
– 最大トルク(Nm/rpm):130/4,200
– トランスミッション:4速AT、5速MT