トヨタ自動車は10月21日、販売開始が遅れている小型バス「コースター」の一部改良予定のモデルの内、同社が開発した「1GDエンジン」を搭載する一部仕様を、来年3月(予定)に発売すると発表した。具体的な商品情報については、発売に向けての準備が整い次第、案内するとしている。
なお、日野自動車開発の「N04Cエンジン(尿素SCRシステム搭載)」を搭載する予定で開発・準備を進めていた、その他の仕様については、必要な燃費改良の目処が立たないため、搭載を断念。当該仕様については、他のエンジンを搭載するなど、代替案を引き続き検討していくと云う。
コースターは、日野のエンジン認証不正問題を受け、長期に亘って販売停止が続いている。