トヨタ自動車は7月1日、トヨタモビリティサービスが独自開発した社用車専用クラウドサービス「Booking Car」について、全国のトヨタ販売店、トヨタレンタリース店での取り扱い募集を開始した。
同サービスの特徴は以下の2つ。
1.社用車を業務で利用する際に、従来のアナログ管理からスマホなどでの予約・利用を可能とし、社用車の管理効率化を図ることができる。
2.社用車を業務で利用しない休日・夜間等の時間帯に「共同使用契約」の枠組みを活用して、従業員のプライベート利用によるシェアリングを可能とし、従業員に安価に貸し出すことにより、車両のコスト削減と福利厚生を両立できる。
トヨタ自動車は、2019年よりトヨタソリューションサービスの提供を開始し、クルマだけでなく、社用車を利用する法人のニーズに寄り添い、「アウトソーシングサービス」と「テレマティクスサービス」の全18種類のメニューから提案を行ってきた。今回も、そのトヨタソリューションサービスの一つとして、「Booking Car」を展開していく。
「Booking Car」の具体的な内容は以下の通り。
■Booking Carサービス
サービス内容
– 社用車利用オペレーションをすべてデジタル化し、稼働状況を簡単に視える化
– 社用車のプライベート利用を可能にし、業務時間外に遊休資産となっている車両を従業員に貸し出すシェアリングサービスが可能
– 車両への特別なデバイスの装着が不要なため、メーカー・車種の制限なく簡便に導入が可能
業務利用とプライベート利用ができる“Booking Car”に加え、発売後の顧客の声を反映し、業務利用に特化した社用車の最適化が可能な廉価版サービス“Booking Car LIGHT”の2つのサービスを用意
– オプション:キーボックスを導入すれば、24時間365日無人で鍵の受け渡しが可能
希望小売価格(税別)
Booking Car:1台当たり、月額900円
Booking Car LIGHT:1台当たり、月額500円
1アカウントで、利用できる従業員数は無制限
webサイト
https://site.bookingcar.jp/