モーター走行(WLTCモード)は93キロメートル、急速充電(V2E)には対応せず
トヨタ自動車は9月26日、ハリアーを一部改良すると共に、プラグインハイブリッドシステム搭載車(PHEV)を新設定し、ガソリン車とハイブリッド車(HV)を10月4日に、PHEVを同月31日に発売すると発表した。メーカー希望小売価格(税込)は312万8,000円から(PHEVモデルは620万円)。
1.主な改良内容
・プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車及び右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。
・コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用。12.3インチの大画面ディスプレイを設定(*1)した他、車載ナビを搭載(*2)。クルマがWi-Fiスポットになる、「車内Wi-Fi(*3)」を採用。
・12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを採用(*1)。
上段:Z“Leather Package”(ハイブリッド車・2WD)(プラチナホワイトパールマイカ)<オプション装着車>。下段左:S(ガソリン車・2WD)(ダークブルーマイカ)。下段右:G(ハイブリッド車・2WD)(センシュアルレッドマイカ)<オプション装着車>。
2.PHEVモデルについて
・“Zグレード”に大容量リチウムイオンバッテリーを搭載するPHEVモデルを設定。モーターによる走行性能を高めると共に、のびやかで上質な加速と低重心による優れた操縦安定性を実現。
・専用のフロントグリルなどを採用。
・専用外板色にグレーメタリックを含む4色を設定。随所にブラック塗装を施した他、内装には、インストルメントパネルからドアトリムへ金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用。
・最大1,500W(AC100V)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備。
[PHEVモデルの主要諸元]
– エンジン:
型式:A25A-FXS
排気量(cc):2,487
最高出力(kW[PS]/rpm):130[177]/6,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):219[22.3]/3,600
– フロントモーター:
型式:5NM
最高出力(kW[PS]):134[182]
最大トルク(N・m[kgf・m]):270[27.5]
– リヤモーター(E-Four):
型式:4NM
最高出力(kW[PS]):40[54]
最大トルク(N・m[kgf・m]):121[12.3]
– システム最高出力(kW[PS])(*4):225[306]
– 駆動用バッテリー:
種類:リチウムイオンバッテリー
容量(Ah):51
総電圧(V):355.2
総電力量(kWh):18.1
*1:Zグレード、Z“Leather Package”に標準装備。(Gグレードは、オプションの12.3インチTFTカラーメーターを選択時には、ディスプレイオーディオが、12.3インチディスプレイとなる)。
*2:Zグレード、Z“Leather Package”に標準装備。
*3:車内Wi-Fiは、T-Connect サービスの有料オプション。
*4:エンジンとリチウムイオンバッテリーにより、システムとして発揮できる出力(トヨタ自動車算定値)。
[メーカー希望小売価格](消費税込み)
・3,128,000円~6,200,000円(PHEV:6,200,000円)
※価格は一部の地域で異なる。リサイクル料金が別途必要。
■(トヨタ)ハリアー:https://toyota.jp/harrier/
■(トヨタ)ハリアーの価格・グレード:https://toyota.jp/harrier/grade/