トヨタ自動車は4月3日、ボディタイプ別のラインナップ体制を敷くクラウンで、「クロスオーバー」を一部改良し販売を開始。アウトドア・イメージを強調した特別仕様車(2024年12月までの期間限定生産車)として「RS〝LANDSCAPE(ランドスケープ)〟も用意された。価格は440万円から685万円。
個別の改良箇所は、各グレードの仕様を整理した上で装備を追加したもの。より具体的には、X・G・Z・RSの4グレードへラインナップを整理・集約したもの。
例えばXでは、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を標準搭載。Gは、当該全車に自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付き)を追加した他、〝アドバンスト〟〝アドバンスト・レザーパッケージ〟にハンズフリーパワートランクリッド、イージークローザー、カラーヘッドアップディスプレイなどを標準搭載。
Zは、2.5リッター直4シリーズパラレルハイブリッド(システム最高出力234PS)を搭載車とした上で、ハイグレードナビ、自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付き)、ブラインドスポットモニター(停車時警報機能付き)、パーキングサポートブレーキ(前方静止物・後方接近車両)、パノラミックビューモニター(シースルービュー&ムービングビュー付き)などを標準搭載した上で、後席廻りの快適オプションも選択できるようにした。
RSは、〝アドバンスト〟でハンズフリーパワートランクリッド、イージークローザー、カラーヘッドアップディスプレイなどが標準搭載。GRスポーツでも自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付き)が標準搭載されている。
また今回、新たに特別仕様車として設定された〝RSランドスケープ〟は、ブラック×アーバンカーキの専用外装色に、新デザインのアルミホイールに245/60R18サイズのオールテレインタイヤを装着。
これを被うブラック塗装のオーバーフェンダー、マッドガード、ヒッチメンバー(許容牽引荷重750kg)、60:40分割可倒式リアシート(トランクスルー機構付き)などが盛り込まれた。新デザインのアルミホイールには245/60R18サイズのオールテレインタイヤが装着され、従来モデルよりも最低地上高が25mm引き上げられた。