トヨタ自動車は10月3日、カローラとカローラツーリング、カローラスポーツのシリーズ3車種に一部改良を施し、同日発売した。価格(税込)はカローラが199万円から。カローラツーリングが207万円から。そしてカローラスポーツが220万円から。
左からカローラツーリング W×B(ハイブリッド車・2WD)。カローラスポーツ G“Z”(ハイブリッド車・2WD)。カローラ W×B(ハイブリッド車・2WD)<オプション装着車>
RZとモリゾウエディションは冬頃から抽選予約受付を開始し、来年年初からの販売に変更する
また、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタガズーレーシング)は同日、今年6月秋頃からの発売を予定していた「GRカローラ」の日本仕様グレードである“RZ”および、秋頃に抽選予約を受付けて冬頃からの発売を予定していた2シーター限定モデル“モリゾウエディション”について、生産上の事情により、両グレード共に冬頃から抽選予約受付を開始し、来年年初からの販売に変更すると発表した。
1966年の誕生以来、時代のニーズを超える「プラスα」の思想の下、進化と挑戦を重ねてきたカローラは、世界150以上の国と地域で5,000万台以上が販売されたトヨタの世界戦略車。
今回の改良では、「ユーザーに寄り添い、進化を続ける」という同車使命を受け継ぎ、カーボンニュートラルや交通事故低減への貢献、より快適で便利なカーライフを提供するを念頭に、「パワートレーン刷新」・「最新の安全機能の導入」・「より進化したコネクティッドサービスの提供」を柱とする、以下の改良が加えられた。
カローラ W×B。
カローラツーリング G。
カローラスポーツ G“Z”(ハイブリッド車)。
[主な改良内容]
(1)パワートレーンの刷新
・ハイブリッド車に、全ての電動モジュールを刷新した「1.8Lハイブリッドシステム」を採用。優れたモーター性能により、素早く軽やかな発進と伸びやかな加速を実現。
・ガソリン車には、優れた燃費性能と走りの楽しさを追求した新エンジン(カローラ&カローラツーリング:1.5Lダイナミックフォースエンジン/カローラスポーツ:2.0Lダイナミックフォースエンジン)を採用。
左から「1.8L2ZR-FXE エンジン」、1.5Lダイナミックフォースエンジン、2.0Lダイナミックフォースエンジン。
(2)トヨタセイフティセンス(Toyota Safety Sense)の機能拡大
・「プリクラッシュセーフティ」に“交差点右折時の対向直進車”および“右左折時の対向方向から横断してくる歩行者”を検知する機能を追加。
・運転状況に応じたリスクの先読みを行い、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないよう、ドライバーのステアリング・ブレーキ操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」を追加。
・ソフトウェアのアップデートにより、購入後も最新の運転支援技術を備えた、より安全・安心なクルマへ進化。
(3)次世代マルチメディア(ディスプレイオーディオ・T-Connect)搭載
・コネクティッドナビ対応の「8インチ・ディスプレイオーディオ」と「10.5インチ・ディスプレイオーディオPlus(車載ナビ機能付)」を設定。スマホアプリ「アップル・カープレイ(Apple CarPlay)」のワイヤレス利用が可能。
・「車内Wi-Fi(車内Wi-Fiは、T-Connectサービスの有料オプション)」をオプション設定。
(4)その他
・「ドライブレコーダー(前方)」と「バックガイドモニター」を標準装備(カローラ&カローラツーリングの“X”グレード、カローラスポーツのG“X”はオプション設定)とした他、「録画機能付バックガイドモニター」をオプション設定(カローラ・カローラツーリングの“X”グレード、カローラ スポーツのG“X”を除く)。
・ヘッドランプやフロントロアグリルなどの外装デザインおよび一部の外板色を変更。
[メーカー希望小売価格](消費税込み)
・カローラ:1,990,000円~2,998,000円
・カローラツーリング:2,070,000円~3,048,000円
・カローラスポーツ:2,200,000円~2,890,000円
※価格は一部の地域異る。リサイクル料金が別途必要。
■(トヨタ)カローラ:https://toyota.jp/corolla/
■(トヨタ)カローラツーリング:https://toyota.jp/corollatouring/
■(トヨタ)カローラスポーツ:https://toyota.jp/corollasport/
■(トヨタ)GRカローラ(販売についての詳細を随時更新):https://toyotagazooracing.com/jp/gr/corolla/