トヨタ自動車は、子会社のトヨタテクノクラフト、ジェータックス、トヨタモデリスタインターナショナルを2018年4月1日に統合し、新会社を設立する。
トヨタテクノクラフト、ジェータックス、トヨタモデリスタインターナショナルの3社は、これまでも協力してトヨタとの事業展開を図ってきたが、共通性のある事業を有している。
グローバルな競争が益々激化している中、当該3社には、トヨタグループの用品・特装事業の中核会社として、企画・開発・生産・販売等、全ての分野で競争力を高め、魅力ある商品の提供を通じてグローバルで事業拡大していくことが求められている。
トヨタでは、ニーズが多様化し、車両だけではなくカスタマイズ領域も含めたクルマづくりが今後更に求められる中、そのニーズに応えられるサービスの提供が重要であると判断。
この統合により、3社のノウハウを結集し、経営資源を総合的、効率的に活用することで、用品・特装事業の機動性を活かした商品バリエーション展開でニーズに応えるとともに、トヨタのモータースポーツ活動を支える開発支援体制を強化、トヨタが目指す「もっといいクルマづくり」にも寄与できるとコメントしている。
具体的には、
① 多様化するニーズに対応した、用品・特装分野でのさらなる商品開発力、コスト競争力の強化
② グローバルでの用品・特装事業の拡充、強化
③ モータースポーツ支援体制の強化と魅力的なパーツの提供
④ 企画・開発・生産・販売・管理などあらゆる部門での効率化
などに取り組んでいく。
なお、新会社および統合当事会社の概要は次の通り。
[新会社の概要]
[統合当事会社の概要] (2017年3月31日現在)
※なお、テクノクラフトのサービス事業部門を同日付(2018年4月1日)で会社分割の上、トヨタ東京販売ホールディングスグループに移管する予定。