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2018年4月26日【自動車・販売】

トヨタ自動車、3月および2017年度 生産・国内販売・輸出実績を発表

NEXT MOBILITY編集部

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トヨタ自動車は、4月26日、3月および2017年度のトヨタ、ダイハツ工業及び日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

 

発表の内容は以下の通り。

トヨタ自動車・ロゴ

[3月実績]

 

 

※国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)
※国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)
※海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)
※グローバル生産:国内生産+海外生産

 

<国内生産>

 

トヨタは、30.4万台(前年同月比101.0%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

ダイハツは、9.0万台(前年同月比100.1%)と、23ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

日野は、15.1千台(前年同月比108.0%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

合計は、40.9万台(前年同月比101.0%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

<国内販売>

 

トヨタは、18.8万台(前年同月比91.4%)と、前年同月実績を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、7,769台(前年同月比138.1%)、軽自動車の販売は、4,022台(前年同月比127.1%)となった。

 除軽市場におけるシェアは、42.0%(前年同月差-1.9ポイント)。含軽市場におけるシェアは、28.2%(前年同月差-1.6ポイント)となった。

 

ダイハツは、7.56万台(前年同月比104.0%)と、12ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は7.23万台(前年同月比102.0%)と、3ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 軽市場におけるシェアは、31.5%(前年同月差+0.8ポイント)となった。

 

日野は、9.8千台(前年同月比85.3%)と、5ヶ月振りに前年同月実績を下回った。そのうち、普通トラックの販売は、5.2千台(前年同月比72.1%)と、前年同月実績を下回った。

 普通トラック市場(※)におけるシェアは、41.7%(前年同月差-2.2ポイント)となった。

 

※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)

 

合計は、27.3万台(前年同月比94.3%)と、前年同月実績を下回った。
また、含軽市場におけるシェアは、41.0%(前年同月差-0.9ポイント)となった。

 

<輸出>

 

トヨタは、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東に向けた輸出が増加し、17.3万台(前年同月比112.9%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

ダイハツは、2017年5月より輸出が0台となってる。

 

日野は、北米・中南米・オセアニア・アフリカに向けた輸出が増加し、7.1千台(前年同月比108.7%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

合計は、18.0万台(前年同月比112.7%)と、8ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

<海外生産>

 

トヨタは、北米・欧州・アジア・オーストラリアで減少し、50.6万台(前年同月比91.3%)と、前年同月実績を下回った。

 

ダイハツは、インドネシアで増加し、3.3万台(前年同月比109.8%)と、2ヶ月振りに前年同月実績を上回った。

 

日野は、アジアで増加し、4.7千台(前年同月比127.3%)と、9ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

 

合計は、55.4万台(前年同月比94.2%)と、前年同月実績を下回った。

 

[2018年 1-3月累計の各実績] 単位:台( )は、前年同期比%

 

 

[2017年度(2017年4月-2018年3月)実績] 単位:台( )は、前年度比%

 

 

※国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)
※国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)
※海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)
※グローバル生産:国内生産+海外生産

 

 

[参考] 単位:万台( )は、前年比%

 

 

<国内生産>

 

トヨタは、319.9万台(前年度比100.3%)と、2年連続で前年度実績を上回った。

 

ダイハツは、92.8万台(前年度比120.1%)と、2年連続で前年度実績を上回った。

 

日野は、15.9万台(前年度比107.2%)と、2年連続で前年度実績を上回った。

 

合計は、428.6万台(前年度比104.3%)と、2年連続で前年度実績を上回った。

 

<国内販売>

 

トヨタは、159.7万台(前年度比97.6%)と、3年振りに前年度実績を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、52,658台(前年度比107.2%)、軽自動車の販売は、32,399台(前年度比109.2%)となった。

 除軽市場に占めるシェアは、46.9%(前年度差-1.0ポイント)。なお、含軽市場におけるシェアは、30.7%(前年度差-1.5ポイント)となった。

 

ダイハツは、64.3万台(前年度比110.3%)と、4年振りに前年度実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売でも、61.1万台(前年度比106.7%)と、4年振りに前年度実績を上回った。

 軽市場に占めるシェアは、32.9%(前年度差-0.4ポイント)となった。

 

日野は、6.7万台(前年度比99.7%)と、8年振りに前年度実績を下回った。そのうち、普通トラックの販売は、3.4万台(前年度比92.9%)と、8年振りに前年度実績を下回った。

 普通トラック市場(※)に占めるシェアは、37.7%(前年度差-0.01ポイント)となった。

 

※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)

 

合計は、230.7万台(前年度比100.9%)と、2年連続で前年度実績を上回った。なお、含軽市場に占めるシェアは、44.4%(前年度差-0.6ポイント)となった。

 

<輸出>

 

トヨタは、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、188.2万台(前年度比109.0%)と、5年振りに前年度実績を上回った。

 

ダイハツは、輸出が1台となった。

 

日野は、北米・欧州・アジア・オセアニア向けが増加し、8.0万台(前年度比109.9%)と、7年振りに前年度実績を上回った。

 

合計は、196.3万台(前年度比109.1%)と、5年振りに前年度実績を上回った。

 

<海外生産>

 

トヨタは、北米・アジア・オーストラリア・アフリカで減少し、572.5万台(前年度比97.2%)と、2年振りに前年度実績を下回った。

 

ダイハツは、インドネシアで減少し、34.5万台(前年度比94.0%)と、2年振りに前年度実績を下回った。

 

日野は、アジアで増加し、4.2万台(前年度比122.3%)と、3年連続で前年度実績を上回った。

 

合計は、613.2万台(前年度比97.4%)と、2年振りに前年度実績を下回った。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。