トヨタモビリティ東京は1月6日、東京都港区に「THE CROWN 東京虎ノ門」と「虎ノ門店」を開設する。グランドオープンは「THE CROWN 東京虎ノ門」1月7日(火)、「虎ノ門店」1月10日(金)となる。
両店舗が入居する「ヒューリック虎ノ門第二ビル」はヒューリックと2021年3月に基本協定を締結し、2024年7月に竣工した。地下1階に駐車場、1階に受付・待合所、2階に整備工場、3階に「虎ノ門店」、4階に「THE CROWN 東京虎ノ門」のショールームとして2店舗が同居する(東京都港区虎ノ門1-2-13)。
立地環境は、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」徒歩3分と交通利便性に優れ、周辺の大型再開発により、国際新都心として注目の集まるエリアに位置する。
THE CROWN 東京虎ノ門は、都内初のクラウン専門店としてクラウンブランドの情報発信や特別仕様車「THE LIMITED-MATTE METAL」の販売、クラウンの端材を活用したアップサイクルグッズなどを含む「THE CROWN COLLECTION」も取り扱う。店舗の内装は「和モダン」を基調に、おもてなしも和を意識したサービスを提供する。
同ビル1階には、180kwの急速充電器とBEV(電気自動車)から給電可能な充放電スタンド(V2X)を設け、停電時でもコンセントや照明の使用が可能とした。またショールーム照明は外部の明るさを感知し、照度を自動調整する照明を採用した。
ビル型店舗であるもののスピーディーな車両取り回しを実現するため、短時間で出し入れ可能な「くし歯式タワーパーキング」2基とカーエレベーターを設置。また素早い顧客対応が可能なよう駐車場と受付が近いレイアウトとした。
この虎ノ門は、旧東京トヨペット株式会社の発祥の地であり、ちょうど70年前の1955年1月7日に初代トヨペット・クラウンの発表会が開催された、歴史と伝統の場所で、新たにクラウンを中心に人と人が交わり、様々な賑わいや交流が生まれるような空間づくりと喜ばれる一流のおもてなしを追い求める店舗を目指すとしている。
店舗オープンにあたり、伊藤グランドマイスターは「クラウンと共に、お客様とスタッフの新たな絆づくりができるような店舗を目指します」と決意を表明した。
虎ノ門店は同ビルの建設に伴い2021年7月より芝浦店にて仮営業をしていたため、3年半振りに虎ノ門での営業再開となる。虎ノ門の地ならではの、ビジネスマン向けのコワーキングスペースや車両データから車の安全を事前に見守るサービスも準備する。同店の馬場店長は「虎ノ門店の歴史と伝統を継承し、地域と未来に向けた新しい法人営業に挑戦します」と意気込みを語った。