トヨタ自動車は5月20日、5ナンバーサイズに収まる乗用車タイプのコンパクトミニバン「シエンタ」を一部改良を施して発売した。販売価格帯は199万5200円~323万4600円。より詳細例では、「Z(ハイブリッド車、2WD、7人乗り)グレード」で、従来比12万6600円高の303万6600円(消費税込み)となっている。
ちなみにシエンタは、コンパクトな車体サイズでありながら3列シート・7人乗り仕様も用意されたコンパクトミニバンとして2003年9月に初代モデルを発売。以降、改良・モデルチェンジを繰り返して今は3代目を迎えている。
今発表の一部改良箇所では、主にボディカラー、ラインナップ、装備等での拡充が図られた。そのなかでも最も目立つ改良点ではエクステリアカラーがある。
追加色は2タイプ。第一にホワイトカラーのプラチナホワイトパールマイカが、Z、G、Xグレードに適用。更に2トーンカラーのダークグレー×アーバンカーキがZ、Gグレードに追加されている。
インテリアでは、Zグレードに10.5インチディスプレイオーディオプラス(コネクティッドナビ対応)が標準搭載に。またZ、Gグレードにパノラミックビューモニターが標準搭載に。
Xグレードのガソリン車には、スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステムが標準搭載となっている。
アクセサリー類では、Z、Gグレードに、T-Connect契約とTOYOTAアカウントを取得した上で、専用アプリをインストールすることでスマートフォンを車両のキーとして使用できるデジタルキーがメーカーオプションに。
ハイブリッドモデルのZ、G、Xグレードには、外部給電アタッチメント(外部電源を使うためのコンセント用)がメーカーオプションに加わっている。販売店での装着オプションとしては、2種類の照明を備えたクリーンシーリングライト(ナノイーX搭載)が設けられている。