NEXT MOBILITY

MENU

2024年11月28日【新型車】

トヨタ、「RAV4」を一部改良 主にOP装備の標準化

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

トヨタ自動車は11月28日、クロスオーバーSUVのRAV4を一部改良。ガソリン車・ハイブリッド車を12月16日に、プラグインハイブリッド車を2025年1月6日に発売することを明らかにした。メーカー希望小売価格は3,23万7,300円~5,6万61,700円(消費税込)

 

ちなみにRAV4は当初、コンパクトなクロスオーバーモデルとして1994年に初代モデルが発表されている。しかし室内空間の拡大を求める米国等から要請を受けてボディサイズを拡大。2代目以降で3ナンバーボディとなって以降は、海外市場に於いて好調なセールスが維持されている。

 

 

その後、3代目以降でハリアーとプラットフォームが共有化されたRAV4は、一時期(4代目)日本国内への投入が見送られたが、GA-Kプラットフォームの5代目となった2018年終盤より、国内投入を再開。アウトドア以志向のファミリーユーザーからの支持を集めている。

 

さて今回の仕様改良では、車種ラインナップを整理。全車を4WD化(ハイブリッド車はE-Four)。ハイブリッド車では、メーカーオプションのアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)を選択時、外部給電アタッチメントが標準装備されるように改良されている。

 

 

また、Xグレードでは「ブラインドスポットモニター」「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」「ドアミラーの足元照明」を装備、Adventure、G“Z package”、G、Zグレードでは「10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」を装備するなど、人気のメーカーオプションを標準搭載としている。

 

 

より詳細な改良ポイントは以下の通り

 

▽好評のメーカーオプションを標準化
  -ブラインドスポットモニター(Xグレード)
  -パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)(Xグレード)
  -ドアミラーの足元照明(Xグレード)
  -10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus(Adventure、G“Z package”、G、Zグレード)

 

 

▽全車4WD化(ハイブリッド車はE-Four)

 

▽ハイブリッド車に於いてメーカーオプションのアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)を選択した際、外部給電アタッチメントを標準装備とした。※ドアと窓を閉めたまま電源コードを車外へ出せる外部給電機能用の装備。車内への虫等の異物や雨水の浸入を予防。

 

 

ボディサイズ等

全長×全幅×全高:4,600~4,610×1,855~1,865×1,685~1,695mm
ホイールベース:2,690mm
車両重量:1,570~1,920kg

 

製品サイト

https://toyota.jp/rav4/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。