トヨタは8月2日、新型ランドクルーザーを発売した。
ランドクルーザーは1951年8月、強力なエンジンを備えた4輪駆動車、TOYOTA BJ型として誕生。世界各地で人の命や暮らしを支える、また、より豊かな人生を支える存在として「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」を使命とし、これまで累計約1,060万台、年間30万台以上が販売されている。
今回、2007年に導入した従来型(200シリーズ)をフルモデルチェンジするにあたり、「信頼性・耐久性・悪路走破性は進化させつつ継承」「世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現」の2点を狙いとし、フレーム構造は踏襲しながらもTNGAの考えに基づくGA-Fプラットフォームを新たに採用した。
■高次元な走りと、環境性能の向上を目指したGA-Fプラットフォームの採用
– ボディ、フレーム:高い剛性を確保しながら、車両として約200kgの大幅な軽量化を実現
– 新開発サスペンション:オンロードの操縦安定性とオフロードの走破性を高次元で両立
– ランドクルーザーならではの新機構:悪路での耐久性と時代のニーズに対応
・操舵アクチュエーター付パワーステアリング
・電子制御ブレーキシステム
■パワー・環境性能を兼ね備えた新パワートレーン
– 3.5L V6ツインターボ ガソリンエンジン
– 3.3L V6ツインターボ ディーゼルエンジン
■ランドクルーザーの伝統を継承したパッケージと、機能性を重視したエクステリア・インテリア
– オフロードでの機動力、走破性を継承したパッケージ
– 本格オフローダーとしてのタフな強靭さと、洗練された大人の深みを融合させたエクステリア
– 使用性に配慮したインテリア
・オフロードにおける機能性を追求したインストルメントパネル形状やスイッチ配置
・使用性と快適性に配慮したインテリア
■安心・安全装備
– セキュリティ:指紋認証スタートスイッチ(トヨタ初)を採用
– 安全装備
・予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」
・低速走行時における衝突被害軽減に寄与する「パーキングサポートブレーキ」
・アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知するとクルマの加速を抑制する「プラスサポート」
・バックカメラに付着した汚れを落とす「カメラ洗浄機能」
・降車時の危険を知らせる「ブラインドスポットモニター(停車時警報機能)」
・道路とクルマ、クルマ同士が通信し、死角のクルマや歩行者の存在、緊急車両の接近等のお知らせやよりスムーズな追随走行を可能にする「ITS Connect」
■販売概要
– 店頭発表会:8月21日・22日
– 価格帯:5,100,000円~8,000,000円