豊田自動織機は12月23日、エンジンの認証不正(排出ガス性能)を受けて出荷を停止しているフォークリフトについて、ディーゼルエンジン式一部車種(ジェネオ 2.0t~3.5t積)の出荷を、来年1月8日(水)より再開すると発表した。
同社では、2023年3月17日にフォークリフト用エンジン排出ガス性能に於ける国内認証での法規違反について公表以降、1.5t~8.0t積ディーゼルエンジン式フォークリフトと1.0t~3.5t積ガソリンエンジン式フォークリフトの出荷を停止。また今年1月29日からは、3.5t~5.0t積ガソリンエンジン式フォークリフトの出荷も停止している。
今回、2.0t~3.5t積ディーゼルエンジン式フォークリフト(オフロード車)について、新たにオフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)に基づく特定特殊自動車の型式届出を実施。来年1月8日(水)から同車種の出荷を開始する。
豊田自動織機は、他の車種についても出荷再開に向けた取り組みを進めると共に、引き続き、再発防止策の着実な実施に向け、全社をあげて取り組んでいくとしている。
<出荷再開車種の概要>
– 車種:ジェネオ(オフロード車)
– 定格荷重:2.0t~3.5t
– 搭載エンジン:2.4Lディーゼルエンジン(クボタV2403)
– 台数:約6千台/年