トヨタ自動車は、6月および1-6月のトヨタ、ダイハツ工業及び日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
発表の内容は以下の通り。
[6月実績] 単位:台 ( )は、前年同月比%
※国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)※国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)※海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)※グローバル生産:国内生産+海外生産
<国内生産>
トヨタは、26.1万台(前年同月比92.5%)と、9ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
ダイハツは、7.9万台(前年同月比93.0%)と、前年同月実績を下回った。
日野は、14.5千台(前年同月比114.1%)と、9ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は、35.4万台(前年同月比93.3%)と、2ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
<国内販売>
トヨタは、13.3万台(前年同月比84.5%)と、前年同月実績を下回った。
そのうち、レクサスブランド車の販売は、3,776台(前年同月比125.6%)、軽自動車の販売は、3,148台(前年同月比116.2%)となった。
除軽市場におけるシェアは、44.4%(前年同月差-4.6ポイント)となった。なお、含軽市場におけるシェアは、29.4%(前年同月差-3.7ポイント)となった。
ダイハツは、5.36万台(前年同月比91.8%)と、前年同月実績を下回った。
そのうち、軽自動車の販売は5.05万台(前年同月比91.3%)と、前年同月実績を下回った。
軽市場におけるシェアは、31.4%(前年同月差-2.8ポイント)となった。
日野は、6.2千台(前年同月比112.1%)と、3ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は、3.3千台(前年同月比114.5%)と、3ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
普通トラック市場(※)におけるシェアは、40.8%(前年同月差+5.2ポイント)となった。
※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)
合計は、19.3万台(前年同月比87.1%)と、前年同月実績を下回った。また、含軽市場におけるシェアは、42.5%(前年同月差-3.9ポイント)となった。
<輸出>
トヨタは、北米・アジア・中近東に向けた輸出が減少し、15.2万台(前年同月比96.4%)と、前年同月実績を下回った。
ダイハツは、2017年5月より輸出が0台となっている。
日野は、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、7.8千台(前年同月比134.8%)と、5ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は、16.0万台(前年同月比97.8%)と、11ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
<海外生産>
トヨタは、北米・アジア・オーストラリア・アフリカで減少し、48.8万台(前年同月比96.1%)と、前年同月実績を下回った。
ダイハツは、インドネシアで増加し、2.7万台(前年同月比115.5%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
日野は、アジアで増加し、3.0千台(前年同月比120.2%)と、12ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は、51.7万台(前年同月比97.1%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
[2018年1-6月] 単位:台 ( )は、前年同期比%
※国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)※国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)※海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)※グローバル生産:国内生産+海外生産
【参考】 単位:万台 ( )は、前年比%
<国内生産>
トヨタは、158.2万台(前年同期比99.9%)と、2年振りに前年同期実績を下回った。
ダイハツは、46.4万台(前年同期比99.0%)と、2年振りに前年同期実績を下回った。
日野は、8.1万台(前年同期比110.0%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
合計は、212.7万台(前年同期比100.04%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
<国内販売>
トヨタは、79.9万台(前年同期比92.3%)と、3年振りに前年同期実績を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、32,913台(前年同期比149.5%)となった。軽自動車の販売は、19,775台(前年同期比131.3%)となった。
除軽市場におけるシェアは、45.0%(前年同期差-2.1ポイント)となった。なお、含軽市場におけるシェアは、29.2%(前年同期差-1.9ポイント)となった。
ダイハツは、33.5万台(前年同期比101.7%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は、31.9万台(前年同期比100.4%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
軽市場におけるシェアは、31.9%(前年同期差-0.8ポイント)となった。
日野は、3.5万台(前年同期比105.4%)と、7年連続で前年同期実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は、1.8万台(前年同期比97.8%)と、7年振りに前年同期実績を下回った。
普通トラック市場(※)におけるシェアは、40.5%(前年同期差+1.4ポイント)となった。
※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)
合計は、116.9万台(前年同期比95.2%)と、2年振りに前年同期実績を下回った。なお、含軽市場に占めるシェアは、42.8%(前年同期差-1.4ポイント)となった。
<輸出>
トヨタは、全地域(北米・中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカ)に向けた輸出が増加し、94.5万台(前年同期比110.5%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
ダイハツは、2017年5月より輸出が0台となっている。
日野は、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、4.0万台(前年同期比115.2%)と、6年振りに前年同期実績を上回った。
合計は、98.5万台(前年同期比110.7%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
<海外生産>
トヨタは、北米・欧州・アジア・オーストラリアで減少し、285.7万台(前年同期比96.4%)と、5年振りに前年同期実績を下回った。
ダイハツは、インドネシアで増加し、24.1万台(前年同期比133.4%)と、2年連続で前年同期実績を上回った。
日野は、アジアで増加し、2.4万台(前年同期比130.6%)と、9年連続で前年同期実績を上回った。
合計は、312.2万台(前年同期比98.7%)と、3年振りに前年同期実績を下回った。