国土交通省は12月9日、トヨタ「カローラ/カローラ ツーリング」が、自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞したことを発表した。
国土交通省によると、トヨタ「カローラ/カローラ ツーリング」は、①衝突安全性能評価、予防安全性能評価共に最高の「Aランク」を獲得。②万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し専門のオペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備。これらの評価結果から、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞した。
トヨタ自動車は以下の装備により、高い安全性能を実現したとしている。
➀予防安全性能
・自転車や夜間の歩行者が検知可能な被害軽減ブレーキなど複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備
・駐車場など低速時に壁や車両を検知し、踏み間違いなどによる衝突被害の軽減に寄与する踏み間違い時加速抑制装置を装備
・後退時、左右方向からの接近車両を検知し衝突を回避または被害軽減する、リヤクロストラフィックオートブレーキを装備
➁衝突安全性能
・7つのSRSエアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突時の乗員の傷害低減に貢献
➂事故発生時の救助
・衝突時の車両データから乗員のダメージを瞬時に解析し、重症確率が高いと推測される場合、ドクターヘリ等が出動し、医師が現場に直行する救命サービスに対応する車載通信機を標準装備