チーム全員の努力のお陰で今季は、マシンもチームも、これまでで最もよい状態にあると確信しています。
トヨタがこの6年間、WECに挑んできた目的は、レースに勝つためだけではなく、世界最先端のハイブリッド技術とEVシステムの開発を推進し、究極の環境性能と、突出した走行性能を、高次元で両立させることでもあります。
そして、レーシングマシンTS050 HYBRIDの魅力を、可能な限りダイレクトに、そして扱いやすくした、スーパースポーツカーを世に出すことが、トヨタのWEC参戦を意義深いものにすると考え、このGRスーパースポーツのプロジェクトをスタートさせました。
市販車両をレベルアップしてスポーツカーをつくるのではなく、現役のレーシングカーからスポーツカーをつくるという、トヨタにとっては、全く新しい挑戦です。
次の100年も、クルマを徹底的に面白くする。そのための挑戦はまだ始まったばかりですが、お客様の笑顔のために、自動車産業の未来のために、TOYOTA GAZOO Racingは、心ときめくクルマづくりに拘り続けて行きたいと思います」と発表会の壇上で話していた。
GRスーパースポーツコンセプト車両概要
パワートレーン:
エンジン型式 /V型6気筒直噴ツインターボチャージャー
エンジン排気量 /2,400cc
パワーユニット:
最高出力/(エンジン+ハイブリッドモーター) 735kW/1000ps
ハイブリッドシステム /トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)
ホイール:
サイズF /18 x 13J
サイズR /18 x 13J
タイヤ:
サイズF /330/710R18
サイズR /330/710R18
( MOTOR CARS より転載 )