UV-C高速表面除菌装置
豊田合成は8月2日、中部国際空港セントレアでの感染症対策の実証実験に参画すると発表した。
この試みは8月6日から3週間、中部国際空港、豊田通商、豊田中央研究所などと連携して実施される。豊田合成は、除菌に効果の高いUV-C(深紫外線)LEDを用いた製品として、スマートフォンやパスポートなどの小物を短時間で除菌できる「UV-C高速表面除菌装置」や、水を内部で浄化・循環して繰り返し利用することで、水道が使いにくい場所で活用できるポータブル手洗いスタンド「WOSH」をアクセスプラザやプレミアムラウンジなどに設置、空港利用者の人々のニーズを調査するとしている。
■概要
期間: 2021年8月6日(金)~8月27日(金)
場所: 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市セントレア1丁目1)
連携企業: 豊田合成株式会社、中部国際空港株式会社、豊田通商株式会社、株式会社豊田中央研究所、豊通ヴィーテクス株式会社
■豊田合成のUV-C LEDを用いた製品
– UV-C高速表面除菌装置(2021年度中の量産化に向け開発中)
・特殊な光学設計により除菌スピードの高速化を実現
– ポータブル手洗いスタンド「WOSH」(WOTA株式会社から販売中)
・水を内部で浄化・循環して繰り返し利用することで、水道が使いにくい場所で活用可能
・スマホ除菌機能付き
ポータブル手洗いスタンド「WOSH」