TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は4月15日、2021年4月24日より奥伊吹モーターパーク(滋賀県)で開幕を予定しているドリフト競技「2021年D1グランプリシリーズ(以下「D1GP」)」に参戦すると発表した。
ドリフト競技は、自動車(マシン)の後輪もしくは4輪を滑らせながら車両を走行させ、そのテクニック、ドライビングの見映え、観衆に与えたパフォーマンス等を評価して勝敗が決まるモーター競技。
選手(ドライバー)は、通常の運転・走行の限界を超えた領域で、曲がっていく方向とは逆にハンドルを切り、非常に高度なバランスをとってマシンをコントロールする。他のモータースポーツレースやラリー競技などと比べると、勝敗はマシンの性能より、ドライバーのテクニックが大きく左右するといわれている。
トーヨータイヤは、2007年よりドリフト競技チーム「Team TOYO TIRES DRIFT」を結成してD1GPに参戦しており、2021年は、川畑真人選手、藤野秀之選手の2名体制で、D1GP全10戦に挑戦する。
川畑選手は、2020年に引き続き、トーヨータイヤのブランドカラーである青を強調したデザインのTOYOTA GR Supraでレースに臨む。藤野選手は今後のD1GPの発展と自身への挑戦の意味を込めてマシンを一新し、同じく青を強調したTOYOTA 86で参戦する。
なお、タイヤサポートドライバーには、松井有紀夫選手(Team RE雨宮 K&N 所属)、トヨタ自動車に勤務するテストドライバーでもある松山北斗選手(FAT FIVE RACING 所属)のほか、新たに川島将貴選手(Team M2 Racing 所属)が加わる。川島選手は、2019年にD1GPの直下のカテゴリーであるD1 Lightsで初優勝し、2021年、満を持してのD1GP参戦に注目が集まっている。
■2021年チームドライバー
左から川畑選手、藤野選手
■2021年タイヤサポートドライバー
左から松井選手、松山選手、川島選手
■2021年D1グランプリシリーズ(予定)
4月24日(土)・25日(日) 第1戦・第2戦 奥伊吹モーターパーク 滋賀県
6月26日(土)・27日(日) 第3戦・第4戦 筑波サーキット 茨城県
8月21日(土)・22日(日) 第5戦・第6戦 エビスサーキット 西コース 福島県
10月2日(土)・3日(日) 第7戦・第8戦 奥伊吹モーターパーク 滋賀県
10月30日(土)・31日(日) 第9戦・第10戦 オートポリス 大分県