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2024年9月2日【アフター市場】

トイファクトリー、ダカール参戦選手に夢のトランポを提供

坂上 賢治

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キャンピングカー製造のトイファクトリーは9月2日、ダカール・ラリー参戦を決めた全日本トライアル国際A級チャンピオンの藤原慎也選手とスポンサー契約を締結し、レース参加でのバイクトランポ車両としてドイツのモーターホームブランドWEINSBERG(ワインスベルグ)のOUTLAW(アウトロー)をスポンサー貸与した。

 

 

トライアル国際A級スーパークラスのライダーとして活躍中の藤原選手は、エンデューロレースでも活躍。世界一過酷なレースとして知られる二輪オフロードレース「エルズベルグロデオ」に参戦。更に今今年は世界最難関とされるレース「ダカール・ラリー」の参戦を決めた。

 

握手を交わす、トイファクトリー代表取締役 藤井昭文(左)、プロライダー 藤原慎也(右)

 

トイファクトリーはそうした挑戦の姿勢を、キャンピングカー業界での自社の姿勢と重ね合わせ、スポンサーとして活動を応援することにしたという。

 

そうしたサポートのなかから、トイファクトリーが日本総代理店を務めるドイツのモーターホームブランドWEINSBERGから、FIAT DUCATO L4H3(全長6360mm全高2820mm)をベースにしたキャンピングカーの居住空間にセパレートリアガレージを設けた独創的なトランスポーターを提供する。

 

OUTLAW車両詳細

回転式のフロントシートにより4名でゆったり過ごせるダイネット

広々としたシンクやコンロを完備したキッチンスペース

清潔な洗面台やトイレを備えたシャワールーム

ガレージ上のスペースは大人2名が就寝できるベッドエリア

車両後方のガレージエリアとリビングルームはドアで行き来が可能。ドアがあることでバイクの排気ガスなどを気にせずに快適に就寝ができる。

 

WEINSBERG/Cara Tour 630 MEG [OUTLAW]
・ベース車:FIAT DUCATO L4H3(欧州仕様)
・サイズ:全長6360×全幅2050×全高2820mm
・室内高:1870mm
・定員:乗車4名/就寝2名
・登録ナンバー:8
・ハンドル:左
・駆動方式:2WD/FF
・燃料:軽油(60L)
・トランスミッション:6速MT
・エンジン:Euro 6E ディーゼルターボ
・国内販売価格:税込 1,650万円~

 

OUTLAWの車内レイアウト図

 

現在、日本国内に入庫しているOUTLAWは本車両1台のみだが、WEINSBERGの日本総代理店であるトイファクトリーが正規輸入の上、国内での販売を計画している。

 

EURO-TOY相模原
国内最大級のキャンピングカー屋内型ショールームを備える、輸入車キャンピングカー専門店。

〒252-0303
神奈川県相模原市南区相模大野2丁目7-5
TEL:042-705-6203 / FAX:042-705-6204
横浜町田ICから約15分、国道16号線沿い

 

イファクトリーでは、今回のスポンサー車両について、TOY-FACTORYやEURO-TOY、WEINSBERGのロゴをダイナミックにデザインした夢のモーターホーム「OUTLAW」で、藤原選手が国内のレースやイベントを巡る様子を自社のホームページやSNSでレポートしていくという。

 

 

商号:株式会社トイファクトリー
代表者:代表取締役 藤井昭文
所在地:〒509-0213岐阜県可児市瀬田800-1(トイファクトリー・インターナショナルは沖縄所在)
設立:1995年8月
事業内容:
・キャンピング車両製作販売・特殊車両、福祉車両製作販売・自動車内外装製作・ヨーロッパ車両輸入販売・RV用品・パーツ輸入販売・自動車レンタルサービス・自転車販売、レンタルサービス・車検、整備・フィアットプロフェッショナル正規ディーラー

TOY-FACTORY https://toy-factory.jp/
EURO-TOY https://www.euro-toy.jp/
公式Instagram https://www.instagram.com/toy_factory_official/
公式Facebook https://www.facebook.com/toyfactory.jp

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。