FC小型トラックも展示
なお、東京R&Dは、同時開催の「FC EXPO 2019」にも出展。同社ブースにおいて、2018年に福岡県で実証実験を行ったFC(燃料電池)小型トラックの実車も展示した。
これは、福岡市の天神地区で事業展開する共同輸送の配送トラックの1台として使用する公道実証。燃料である水素の供給は、福岡市中部水処理センターに設置された水素ステーションで行っている。
同社によると、このトラックは、走行中に排出するのは水のみのためクリーンなだけでなく、走りが静かなため、大都市における排ガスや騒音の問題解決に貢献するという。また、配送トラックとして必要なスムーズかつパワフルさも併せ持つ。
実証実験で取得したこのトラックの各種データは、同社が今後行う車両開発に活用される予定だ。