東北電力フロンティアとDeNA SOMPO Carlife(DeNA SOMPOカーライフ)は5月25日、連携して、マイカーリースサービスの「東北電力フロンティアで乗ーる」を、同日より開始すると発表した。
東北電力フロンティアは、東北6県・新潟県のサービスエリアを基盤に、電気と様々なサービスを組み合わせた商品・サービスを家庭向けに提供する電力会社。一方、ディー・エヌ・エー(DeNA)とSOMPOホールディングスの合弁会社であるDeNA SOMPOカーライフは、クルマ定額サービスの「SOMPOで乗ーる」を運営している。
1.サービスの概要
「東北電力フロンティアで乗ーる」は、車両に加え、自動車税等込みのシンプルな料金設定に、東北電力グループとSOMPOグループならではの安心をプラスした自動車のサブスクリプション型定額リースサービス(※1)。東北電力フロンティアによる紹介後には、DeNA SOMPOカーライフが運営する「SOMPOで乗ーる」と同一内容のサービスが、同社によって行われると云う。
<特徴>
① 頭金ゼロ:初期費用0円、ボーナス払い0円で、新車に乗ることができる。
② 毎月定額:自動車税等込みの月額定額料金(※2)。
③ 自分好み:全メーカー・全車種を取扱い。グレードやオプション等の選択も可(※3)。
④ もらえる:リース契約期間満了後は、利用中の車を所有できる(※4)。
⑤ 下取り保証:現在所有している車の最低10万円の下取りを保証(※5)。
なお、「東北電力フロンティアで乗ーる」では、成約特典も用意している(詳細はサービス紹介webページ<https://tohoku-frontier.sompo-de-noru.jp/>にて)。
2.サービス提供開始の背景と今後の展開
東北6県および新潟県では、日々の暮らしの移動手段として自動車が不可欠であるが、その所有には、購入時の頭金やメンテナンス費用などが必要。特に20~30代では、就職や結婚などでの乗り換えの際に、頭金などの費用負担を負担に感じるユーザーも多く(※6)、また、そのニーズも「所有」から、カーリースやカーシェアリングなどの「サービス利用」へと、変化が生じつつあると云う(※7)。
東北電力フロンティアは、以上のような背景を踏まえ、東北・新潟地域の未来を担う20~30代にとって、「もっとくらしやすい、ずっと住み続けたい東北・新潟」の実現に寄与するため、今回、DeNA SOMPO カーライフと連携。自動車使用に係る費用負担を平準化するクルマのサブスクリプション型定額サービスの開始に至ったと云う。
また今後は、EV(電気自動車)等へのエネルギー供給とクルマの利用が一体となった新たなサービスの検討等も進め、その普及拡大を通じてカーボンニュートラルの実現にも貢献していきたいとしている。
一方、DeNA SOMPOカーライフは、東北電力フロンティアとの連携を通じて、クルマのサブスクリプション型定額サービスのある“アタラシイ”カーライフを提供。より安心・安全で、利便性を追求したカーライフサービスを創造していくとしている。
※1:「東北電力フロンティアで乗ーる」は、DeNA SOMPOカーライフが提供する「SOMPOで乗ーる」とサービス内容は同一。東北電力フロンティアによる紹介後は、DeNA SOMPOカーライフとの商談になる。「東北電力フロンティアで乗ーる」の提供はDeNA SOMPOカーライフが行う。なお詳細については「東北電力フロンティアで乗ーる」のサービス紹介webページにて確認可。
※2:選択されたプランにより、月額の料金に含まれる内容は異なる。また、月々の支払い金額も変動することがある。
※3:一部取り扱いできない車種等がある。
※4:9年リース/残価なしプランが対象。契約期間終了後は手数料なしでマイカーとして所有できる他、不要であれば返却も選択可。なお、名義変更に関わる手数料・車検費用は利用者負担。
※5 :「東北電力フロンティアで乗―る」(※1)への契約、車検切れ前の走行できること(自走できない、または法令上運転してはいけない状態のクルマは下取り保証対象外。また、クルマの状態が査定時と車両引上げ時で相違がある場合(外観ダメージ、機関系不良など)は再査定が必要)を条件に、10万円以上の金額で車両を下取り(提示する査定額には、リサイクル料金、自動車税、自賠責保険を全て含む)。
※6:東北電力フロンティア実施の調査による。
※7:個人向けカーリースは2021年に437,743台と40万台を突破し、増加傾向にある(一般社団法人日本自動車リース協会連合会のデータによる)。
■東北電力フロンティアで乗ーる:https://tohoku-frontier.sompo-de-noru.jp/