タイムズ24は、4月1日(日)に民営化された高松空港の駐車場管理を開始した。
西日本のゲートウェイのひとつでもある高松空港は、年間旅客数約200万人が利用する四国の拠点空港で、高松市中心部からクルマでおよそ25分の場所に位置する。
しかし、同空港には、鉄道が接続していないことから、利用者の多くがクルマを利用していることから、同社は、駐車場の利便性やサービスレベルの向上は、空港の付加価値向上に繋がるとしている。
空港駐車場は、同社による管理開始の4月1日から、「事前精算機」の新設、複数の電子マネーに対応した「マルチリーダー」の追加など、出庫時の精算行為を削減させるサービスを導入し出庫渋滞の緩和が図られる。
また、管理開始以降も、空港を運営する高松空港(三菱地所・大成建設・パシフィックコンサルタンツ・シンボルタワー開発・香川県・高松市が設立する特別目的会社)との協力のもと、レイアウトの見直しや増設等に取り組んでいくと云う。
他にも、4月下旬を目途に空港からの新たな移動手段として、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を3台設置するほか、将来的には空港駐車場で需要のある予約サービスの導入なども予定しており、駐車場の混雑緩和のみならず空港利用者の利便性の向上を図るとしている。
【高松空港駐車場概要】