ちなみに、発表会にはテスラ-モータース・ジャパン カントリーセールスダイレクターの吉田篤司氏も登壇。モデル3の特徴をはじめ、今後の販売戦略等も明らかにした。
それによると、既存のモデルSやモデルXは、「燃費が悪い」というイメージがある大型セダンやSUVのガソリン車やディーゼル車の他社モデルに対抗するためのEVモデル。
一方、今回新にリリースするモデル3は、他車のガソリン車やディーゼル車でも「低燃費」のイメージが強いセグメントへの投入となる。その面で、モデル3の投入は同社にとって新たなフェーズへの突入となることに言及。
また、現在テスラの国内販売拠点(ショールーム)は、東京・青山、大阪・心斎橋、愛知・名古屋に加え、今年6月にオープンし当日の会場となったテスラ ラゾーナ川崎プラザの4店舗。
特に、ラゾーナ川崎プラザという様々な人が集まる商業施設内での店舗展開は、従来クルマに持たれている「音がうるさい」等といったネガティブなイメージを「排気音がない」EVだからこそ払拭できるものとし、同社では、今後もショッピンングモール等の商業施設内への店舗拡充を図る予定だという。
価格が1000万円を超える仕様もあるモデルSやモデルXといった高級EVに加え、価格が比較的手頃で車体もコンパクトなモデル3の投入により、新興の海外メーカーであるテスラが国内でどう根付いていくのか、今後の動向に注目したい。
テスラ公式サイト https://www.tesla.com/jp/