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2024年11月6日【アフター市場】

TDC、米SEMAにランクルベースのコンセプトカーを出展

坂上 賢治

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車両カスタマイズブランド「モデリスタ」を展開するするトヨタカスタマイジング&ディベロップメント( TCD )は、11月5日から11月8日に米国・ラスベガスで開催されるSEMA(Specialty Equipment Market Association)SHOWのToyota Motor North America, Inc.(TMNA/トヨタ自動車株式会社の北米事業体)ブースに、ランドクルーザー“250”(米国名:Land Cruiser)をベースとしたコンセプトモデル「MODELLISTA OVERLAND Vision Concept」を展示する。
 
 
TCDによると「MODELLISTA OVERLAND Vision Concept」は、砂漠や森林を駆け抜け大自然のなかで一夜を過ごすオーバーランドスタイルをMODELLISTA独自の世界観で表現したコンセプトカーだという。
 
 
 
そのために都市でも自然環境でも「移動に制限をかけない究極の遊びクルマ」を目指した。従ってエクステリアではボディに外板を重ねて貼り込む装甲(Armored)スタイルとすることで、移動時で生じる自然の障害物やスリ傷などの実質的なダメージを低減させる一方、その処理をデザインに昇華させることでMODELLISTAらしさを表現したとしている。
 
 
 
より具体的な車両説明としては、「米国でのオフロードカスタマイズニーズと近年のトレンドに合わせ、現地で求められる機能を洗練されたデザインで表現することで、新しいMODELLISTAを表現しています。
 
 
また、今回のコンセプトモデル展示には、オフロードに必要な機能だけでなく、洗練されたデザインが施されたうえで機能も兼ね備えたパーツとすることで、米国でのMODELLISTAの可能性を調査する狙いも込められており、反響次第では今後の米国向け商品へデザインテイストを織り込む検討も計画されています。
 
 
更にMODELLISTAは米国でもお客様のカーライフと人生をプレミアムで彩のある物にしてゆく為、〝お客様ひとりひとりの個性を演出するお手伝いをしたい〟というブランドの想いもこのコンセプトカーには込められています」と話している。
 
 
 
 
 
そんな「MODELLISTA OVERLAND Vision Concept」の特徴は以下の通り
 
 
– ベース車の水平基調を踏襲し、イルミネーションをワイドに広げ車両との一体感を演出
– ベース車の多角形造形を踏襲したデザインの携行コンテナ
– ボデーを守るパーツにベース車と共鳴・調和したデザインを施したプロテクター
– 感性に訴える洗練されたデザイン
– ブラックアウトを大胆に広範囲に使い、ダイナミックかつクールで洗練されたイメージを演出
– 単一面に明度や艶感、表面処理が異なった様々なブラックを配置して表情を変化させつつ、ボデー面で傷着きやすい場所には、すり傷に強い塗装を採用
– メッキ加飾に変る新しいアクセントとして、LEDを多用したデザインを採用。
– ブランドカラーのグリーンでMODELLISTAらしさをアピール
– フロント周りの機能性の高いパーツ(ヘッドライト、ウインカー、けん引フック等)をひとつひとつの造形にこだわりつつも洗練された印象を付与
– ルーフキャリアは水平基調の薄型デザインとすることで、先進性を演出
– ブッシュワイヤーの取り付け部は、ブランドカラーであるグリーンの差し色で表現
*その他、車両の詳細は、特設サイト(英語のみ)内に掲載。
 
 
 
 
 
 
 
SEMA SHOW 2024の開催概要
名称 :SEMA SHOW 2024
会期 :2024年11月5日(火)~11月8日(金)
会場 :LAS VEGAS CONVENTION CENTER 中央ホール6 ブースNO.22200
開催スケジュール :11月5日(火)~11月8日(金) 9:00~17:00(現地時間)※最終日のみ16時終了
主催 :米国自動車用品工業会
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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。