
スズキは3月13日、軽四輪車と登録車を合わせた日本国内の四輪車販売台数が、12日に累計3,000万台に達した(※1)ことを発表した。
スズキは、1955年10月の軽四輪車「スズライト」の発売以降、軽自動車では、1970年に軽四輪駆動車「ジムニー」、1979年軽自動車「アルト」、1993年軽ワゴン車「ワゴンR」、2014年に軽クロスオーバー「ハスラー」を。また、登録車では、1965年に小型車「フロンテ800」、1983年小型車「カルタス」、1988年小型四輪駆動車「エスクード」、2004年小型車「スイフト」、2024年クーペスタイルSUV「フロンクス」などを発売。69年6カ月で国内の四輪車累計販売台数3,000万台(内訳は軽自動車が約2,707万台、登録車が約293万台)を達成した。
なお、世界の四輪車累計販売台数は約8,474万台(※2)で、日本に続きインドが約2,869万台となっていると云う。
これを受けて、同社の鈴木社長は、以下のように語っている。
「当社は、常にお客様のニーズに応える製品を提供し、信頼されるブランドを築いてまいりました。3,000万台の販売は、長年にわたるお客様のご愛顧の賜物であり、心より感謝申し上げます。当社のものづくりに対するお客様の期待と信頼の証であり大きな一歩です。今後も、チームスズキで連携しお客様と社会に必要とされる製品を提供してまいります」。
スズキは、今後も、ものづくりの理念である「小・少・軽・短・美」を通じて、ユーザーのニーズに合った価値ある商品を提供していくとしている。
※1:全国軽自動車協会連合会および、自動車検査登録情報協会データよりスズキ調べ。
※2:2025年1月末時点、スズキ調べ。
1.スズキ日本国内四輪車 累計販売の経緯
・1955年10月:発売開始
・1994年4月:日本国内累計販売台数1,000万台を達成(38年7カ月)
・2002年7月:日本国内累計販売台数1,500万台を達成(46年10カ月)
・2010年1月:日本国内累計販売台数2,000万台を達成(54年4カ月)
・2017年8月:日本国内累計販売台数2,500万台を達成(61年11カ月)
・2025年3月:日本国内累計販売台数3,000万台を達成(69年6カ月)
2.スズキ日本国内四輪車 累計販売の主なモデル別内訳
・アルト:約539万台
・ワゴンR:約510万台
・キャリイ:約488万台
・エブリイ:約355万台
・スペーシア:約153万台
・スイフト:約76万台
3.スズキ日本国内四輪車 販売の沿革
・1955年10月:軽四輪乗用車「スズライト」発売。
・1961年10月:軽四輪トラック「スズライトキャリイ」発売。
・1965年8月:小型車「フロンテ800」発売。
・1970年4月:軽四輪駆動車「ジムニー」発売。
・1979年5月:軽四輪車「アルト」発売。
・1983年10月:小型車「カルタス」発売。
・1988年5月:小型四輪駆動車「エスクード」発売。
・1993年9月:軽乗用車「ワゴンR」発売。
・1994年4月:日本国内累計販売台数1,000万台を達成。
・1995年1月:軽四輪車日本国内累計販売台数1,000万台を達成。
・2002年7月:日本国内累計販売台数1,500万台を達成。
・2004年1月:軽四輪車日本国内累計販売台数1,500万台を達成。
・2004年11月:小型車「スイフト」発売。
・2010年1月:日本国内累計販売台数2,000万台を達成。
・2012年9月:軽四輪車日本国内累計販売台数2,000万台を達成。
・2014年1月:軽乗用車「ハスラー」発売。
・2016年12月:軽四輪車「アルト」が日本国内累計販売台数500万台を達成。
・2017年8月:日本国内累計販売台数2,500万台を達成。
・2021年4月:「スペーシア」が日本国内累計販売台数100万台を達成。
・2023年11月:「ワゴンR」が日本国内累計販売台数500万台を達成。
・2025年3月:日本国内累計販売台数3,000万台を達成。