日本国内向け「エブリイ」と同じボディサイズ・エンジン排気量を採用
スズキ傘下のパックスズキモーター社（パックスズキ）は10月12日、当地パキスタンに於いて新型「エブリイ」を発表した
。販売開始は11月上旬から。
新型「エブリイ」は、パキスタンで長年愛用され、仕事でも、ファミリーカーとしても活躍するワンボックスタイプのコンパクトバン「ボラン」の後継となる新型バンにあたる。
当該後継モデルは、日本で販売している軽商用車「エブリイ」と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用。日常の使い勝手の良さや広い室内空間、高い積載能力はそのままに、パキスタン統治での配達等の他、レジャーや日々の通勤通学にも使用できるマルチユースなコンパクトバンしてパッケージングしたもの。
パックスズキが、現在の日本の軽自動車と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用したモデルを生産、販売するのは、2019年6月に販売を開始。現在も好評を得ている「アルト」に続いて2車種目となった。
パックスズキは、1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースとしたモデルを中心に、信頼性が高く求めやすい価格のコンパクトカーを提供してきた。そんなパックスズキの2023年度のパキスタン国内販売台数は42,986台、シェアは45％となっている。
新型「エブリイ」の主要諸元
全長×全幅×全高：3,395mm×1,475mm×1,895mm
エンジン：R06A型（660cc）
トランスミッション：5MT
パックスズキモーター社概要
設立：1982年6月
生産開始：1982年9月
所在地：カラチ
資本金：8億2,300万ルピー
従業員数：約1,500名
四輪生産車種：エブリイ、スイフト、アルト、カルタス、ワゴンR、ラビ
生産実績：2023年度 46,304台／累計 ：約254万台
販売実績：2023年度 42,986台／累計 ：約255万台