スズキの小型乗用車「スイフト」が、NPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)主催の「2018年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞した。
今回受賞した「スイフト」は、2004年の発売開始から3代目にあたるモデルで、スイフトとして3代連続しての受賞となった。スズキ車が「RJCカー オブ ザ イヤー」を受賞するのは、「ワゴンR」(1993年)、「ワゴンR/ワゴンRスティングレー」(2008年)、「スイフト」(2005年、2010年)、「ハスラー」(2014年)、「アルト」(2015年)に続き、2年ぶり7度目となる。
RJCは、受賞理由について、「スイフトシリーズはスポーツやハイブリッドもバリエーションにそろえ、幅広いユーザーに対応。特に6速MTのスイフトスポーツは、動力性能、操縦性も優れ、高いスポーツ性を持つ。独自の機構を持つハイブリッドは、5AGSともマッチングしたもので、利点の多いハイブリッドを廉価に提供した。」としている。
スイフトは、軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」に、1.2Lデュアルジェットエンジン、1.0L直噴ターボエンジンを搭載。1.2Lエンジンには、マイルドハイブリッドに加え、モーターによるEV走行も可能としたスズキ独自のハイブリッドシステムを組み合わせるなど、多彩なパワートレインが採用されている。
また、安全装備に関しても、衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、多様なニーズに対応するモデルをラインアップしている。
同社は、「スイフト」を、個性的でスポーティーなデザインに、しっかりしたハンドリングと高い走行性能、使い勝手の良さ等を特長としたコンパクトカーと位置付けている。
「スイフトスポーツ」では、これら特徴に加え、1.4L直噴ターボのブースター ジェット エンジン、新開発サスペンション等の採用により圧倒的な動力性能とハンドリング性能を実現し、クルマを操る楽しさをさらに高めたと云う。
スイフトシリーズは2004年の発売以来、日本をはじめ欧州を中心とした海外市場において高い評価を得、スズキの主力コンパクトカーとして、世界で累計577万台※を販売している。
※ 2017年9月末現在。スズキ調べ。
【RJCカーオブザイヤー】 スズキの受賞歴
<回、年次、受賞内容>
第3回、1993~1994年次、RJC ニューカー・オブ ザ イヤー、ワゴンR
第3回、1993~1994年次、RJC マン・オブザ イヤー、取締役社長 鈴木修
第15回、2006年次、RJC カー・オブ ザ イヤー、スイフト
第16回、2007年次、RJC パーソン・オブ ザ イヤー、取締役社長 津田 紘
第18回、2009年次、RJC カー・オブ ザ イヤー、ワゴンR/ワゴンRスティングレー
第20回、2011年次、RJC カー・オブ ザ イヤー、スイフト
第22回、2013年次、RJC テクノロジー・オブ ザ イヤー、スズキグリーン テクノロジー
第24回、2015年次、RJC カー・オブ ザ イヤー、ハスラー
第25回、2016年次、RJC カー・オブ ザ イヤー、アルト
・スイフト(スズキ・HP):http://www.suzuki.co.jp/car/swift/
・スイフトスポーツ(スズキ・HP):http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/
・第27回(2018年次)RJC カー オブ ザ イヤー(RJC・HP):http://www.npo-rjc.jp/commendation/coty_2018.php