ソリオ HYBRID MZ
スズキは11月25日、小型乗用車「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を全面改良し、12月4日より発売することを発表した。「ソリオ」、「ソリオ バンディット」はコンパクトで取り回しの良いボディーと広い室内空間を両立した、コンパクトハイトワゴン。後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーの採用、乗り降りのしやすいレイアウトなど、使い勝手の良さに優れている。
ソリオ バンディット HYBRID MV
今回の全面改良では、取り回しの良さは維持しつつ、車体サイズの拡大によって広い居住空間に加えて荷室空間も拡大させた。
安全面では、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」をさらに進化させ、運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイ※1をスズキ小型車で初採用した。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)※2には全車速での追従機能を追加したほか、6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備し、安全機能をより充実させた。
また、予約ロック機能を追加したパワースライドドア※3、スズキ小型車初のスリムサーキュレーター※4の採用など、使い勝手と快適性も高めた。
ボディーには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減したほか、操縦安定性をさらに高める構造用接着剤の採用により、乗り心地や静粛性を向上させている。
「ソリオ」、「ソリオ バンディット」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」※5、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」※6に該当する。
※1 ソリオ G、ソリオHYBRID MXを除く。
※2 ソリオ G及び、ソリオHYBRID MXスズキ セーフティ サポート非装着車を除く。
※3 ソリオ HYBRID MZは後席両側パワースライドドア、ソリオ HYBRID MXは後席左側パワースライドドアを標準装備。ソリオ バンディット HYBRID MVは後席左側パワースライドドアを標準装備(後席右側パワースライドドアはメーカーオプション)、ソリオ Gは後席左側パワースライドドアをメーカーオプション。
※4 ソリオ G、ソリオHYBRID MXを除く。
※5 衝突被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
※6 安全運転サポート車の普及啓発の一環として、走行中または停止中の車両に対する乗用車の衝突被害軽減(自動)ブレーキが一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。
*安全運転を支援する機能の検知性能・制御性能には限界があり、状況によっては正常に作動しない場合がある。これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心掛ける必要がある。
■新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」の主な特長
1. 車体サイズの拡大により、広い室内空間に加え、さらに広くなった荷室空間
2. ダイナミックかつ洗練されたエクステリアと、心地よく上質なインテリア
3. さらに進化したスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載
4. 新機能を採用し、さらに向上した使い勝手と快適性
5. ボディーや足まわりの防音・防振対策によって高めた乗り心地と静粛性
6. マイルドハイブリッドと1.2L 4気筒エンジンの搭載で、優れた燃費性能と力強い走りを実現
■目標販売台数(月間)
「ソリオ」、「ソリオ バンディット」 合計4,000台
■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
・ソリオ:1,581,800〜2,148,300円
・ソリオ バンディット:2,006,400〜2,131,800円
* 価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う費用は含まれない。