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2021年12月3日【新型車】

スズキ、「スペーシア」を一部変更

NEXT MOBILITY編集部

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スズキは12月3日、軽乗用車「スペーシア」、「スペーシア カスタム」、「スペーシア ギア」を一部仕様変更し、「スペーシア ギア」には新たに特別仕様車「MY STYLE」を設定して12月24日より発売すると発表した。

 

また、「スペーシア 車いす移動車」も仕様変更を行い、2022年1月27日に発売する。

 

スズキ自動車・ロゴ

 

今回の一部仕様変更では、新たに様々なデータの送受信を可能とする車載通信機を搭載することで、新サービスであるコネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応した。

 

その他の変更内容としては、「スペーシア」、「スペーシア カスタム」、「スペーシア 車いす移動車」のフロントグリルの意匠を変更したほか、「スペーシア カスタム」、「スペーシア ギア」ではインパネカラーパネルやシート等のアクセント色を変更するなど、デザインを一新。また、新たに車線逸脱抑制機能を採用し、安全装備も充実させた。

 

「スペーシア ギア」の特別仕様車「MY STYLE」では、ホワイトのサイドドアガーニッシュ、ドアハンドル、アルミホイール等を採用したエクステリア、ブラウン基調のインパネカラーパネルやシート表皮を採用したインテリア、ホワイト2トーンルーフを組み合わせた全4パターンの車体色により、ナチュラルでカジュアルなアウトドアテイストのデザインとしている。

 

なお「スペーシア」、「スペーシア カスタム」、「スペーシア ギア」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。

 

 

■目標販売台数(月間)
スペーシアシリーズ 合計14,000台

 

■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
スペーシア:1,394,800〜1,656,600円
スペーシア カスタム:1,663,200〜2,006,400円
スペーシア ギア:1,725,900〜1,922,800円
特別仕様車 スペーシア ギア MY STYLE:2WD 1,793,000円、4WD 1,912,900円
スペーシア 車いす移動車(消費税非課税):1,583,000〜1,754,000円

 

■「スペーシア」、「スペーシア カスタム」、「スペーシア ギア」一部仕様変更車の主な変更点
– 装備の充実
・コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応した車載通信機を搭載。
・高画質で大型の9インチHDディスプレイのメモリーナビゲーションを「全方位モニター用カメラ」、「スズキコネクト対応通信機」とセットで設定。
・アダプティブクルーズコントロール装着車に車線逸脱抑制機能を追加。(スペーシア HYBRID X アップグレードパッケージ、スペーシア カスタム、スペーシア ギア)
・HYBRID GSを除くスペーシア カスタムとスペーシア ギア全車にフロントガラス投影式ヘッドアップディスプレイを標準設定。

 

– デザイン
・フロントグリルの意匠を変更。(スペーシア、スペーシア カスタム、スペーシア 車いす移動車)
・インパネカラーパネルやシート等のアクセント色を変更。(スペーシア カスタム、スペーシア ギア)
・アルミホイールの意匠を変更。(スペーシア ギア)

 

– 車体色
スペーシア
・新色ライトブロンズパールメタリックを新たに設定。
・ライトブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリックにホワイト2トーンルーフ仕様を新たに設定。(HYBRID X)
・全8色、12パターンのラインアップとした。
スペーシア カスタム
・インディゴブルーメタリック2を新たに設定。インディゴブルーメタリック2にはブラック2トーンルーフも設定。
・全7色、11パターンのラインアップとした。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。