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2024年9月20日【新型車】

スズキ、軽乗用車 新型「スペーシア ギア」を発売

坂上 賢治

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スズキは9月20日、広い室内空間とアクティブなスタイルを融合した軽ハイトワゴンハイトワゴンタイプ軽乗用車の新型「スペーシア ギア」を発売した。

 

新型スペーシア ギアは、「アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン」をコンセプトに、2023年11月にフルモデルチェンジしたスペーシア・スペーシア カスタムに採用した装備に加え、アウトドアライフに寄り添う専用のデザイン・装備を採用したもの。

 

 

エクステリアデザインのコンセプトは、よりアウトドア感を込めた「10マイルアドベンチャー」としつつ、エクステリアは「スペーシア ギア」らしいアクティブ感を、インテリアはアウトドアギアのような道具感をそれぞれ表現した。

 

専用装備には、撥水加工を施したシートや防汚タイプのラゲッジフロア、ルーフレールなどアウトドアシーンで活躍する装備を採用した。安全装備は、デュアルセンサーブレーキサポートII、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援機能などで運転をサポートする。

 

 

新型「スペーシア ギア」の主な特長は以下の通り

 

<エクステリア>
フロントマスクは、アウトドアシーンで活躍するデジタルガジェットを意識したデザインとした。

 

サイドアンダーガーニッシュは、複数の多角形ブロックを結合したグラフィックを採用し、頑丈で頼りがいのある印象としている。

 

ホイールは、プラスのネジをモチーフとし、「スペーシア ギア」専用のガンメタリック塗装の14インチアルミホイールを採用した。

 

エンブレムは、オレンジのアクセントが効いたガンメタリックの2トーン仕様とし、全ての車体色とのマッチングを吟味したカラーコーディネートとした。また、ビード形状を入れ、積載に便利なルーフレールは、ブロックが付いたような立体的な造形にし、アウトドアギアのような機能的な質感を表現している。

 

<インテリア>
シート表皮は山の稜線や歯車、タイヤパターンなどをイメージした意匠とし、エンボスの艶感と凹凸感のバランスで機能性を表現した。

 

メーターは丸モチーフに多角形ディテールを組み合わせたプロテクト感のあるデザインを採用。オレンジのアクセントを施し、個性の強さを表現した。

 

アウトドアを連想させるサコッシュバッグをイメージしたメッシュタイプのシートバックアッパーポケットを運転席と助手席に採用。また山を登る「スペーシア ギア」をあしらったイラストタグを運転席側のシートバックアッパーポケットに配置した。

 

専用装備として濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工シート、砂や泥汚れにも強い防汚タイプラゲッジフロアを採用した。また冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーターを標準装備した。

 

 

快適な後席空間を演出するマルチユースフラップも採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードを選択できる。

 

<カラー>
2トーンルーフ仕様車には、カラートレンドであるアースカラーにガンメタリックのルーフ色を配色した。併せてミモザイエローパールメタリック ガンメタリック2トーンルーフ、ソフトベージュメタリック ガンメタリック2トーンルーフなど2トーン6色、モスグレーメタリックなどモノトーン3色の全9パターンを新たに設定した。

 

機種名:HYBRID XZ (2WD)
エンジン:0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)
駆動:2WD
変速機:CVT
2WD/燃料消費率WLTCモード走行(km/L):23.9
2WD/燃料消費率JC08モード走行(km/L):28.2
2WD/エコカー減税(重量税):50%
2WD/価格(円):1,952,500-

 

機種名:HYBRID XZ (4WD)
エンジン:0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)
駆動:4WD
変速機:CVT
4WD/燃料消費率WLTCモード走行(km/L):22.4
4WD/燃料消費率JC08モード走行(km/L):27.5
4WD/エコカー減税(重量税):50%
4WD/価格(円):2,072,400-

 

機種名:HYBRID XZ ターボ (2WD)
エンジン:0.66L DOHC 吸気VVTターボ(マイルドハイブリッド)
駆動:2WD
変速機:CVT
2WD/燃料消費率WLTCモード走行(km/L):21.9
2WD/燃料消費率JC08モード走行(km/L):26.1
2WD/エコカー減税(重量税) : ー
2WD/価格(円):2,037,200-

 

機種名:HYBRID XZ ターボ (4WD)
エンジン:0.66L DOHC 吸気VVTターボ(マイルドハイブリッド)
駆動:4WD
変速機:CVT
4WD/燃料消費率WLTCモード走行(km/L):19.8
4WD/燃料消費率JC08モード走行(km/L):24.7
4WD/エコカー減税(重量税) : ー
4WD/価格(円):2,157,100-

 

メーカーオプション(消費税10%込み)

 

メーカーオプション名:全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機※3メモリーナビゲーション[9インチHDディスプレイ、フルセグTV・AM/FMラジオ・スマートフォン連携機能付、Bluetooth®対応]、全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]、USBソケット、GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナ、ハンズフリーマイク、メモリーナビゲーション専用オーディオガーニッシュ、SOSボタン、スズキコネクト対応通信機※3
設定機種:全車
価格(円):195,800-

 

メーカーオプション名:2トーンルーフ仕様車
設定機種:全車
価格(円):60,500-

 

メーカーオプション名:ピュアホワイトパール塗装車
設定機種:全車
価格(円):27,500-

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。