スズキは4月26日、インドの二輪車生産販売子会社「スズキ・モーターサイクル・インディア社(Suzuki Motorcycle India/以下、SMIPL社)」において、新型「Hayabusa(ハヤブサ)」をノックダウン生産し、5月に発売すると発表した。
新型ハヤブサは、スズキのフラッグシップモデルの3代目。2月から、欧州をはじめ、北米、日本など、全世界で順次販売が開始されている。
今回スズキは、2016年3月から、2代目のハヤブサをはじめとする大型二輪車の組み立てを行ってきたSMIPL社の工場で、新型ハヤブサを、日本から輸入した部品を組み立てて生産し、インド国内で5月から販売する。なお、新型ハヤブサの海外工場においての組み立ては、インドが初となる。
スズキは、新型ハヤブサの組み立てを通じて、SMIPL社の高い技術力をアピールすると共に、インドにおけるスズキブランドの存在感を高めていくとしている。
[スズキ・モーターサイクル・インディア社の概要]
– 社名:Suzuki Motorcycle India Private Limited
– 本社所在地:ニューデリー市
– 従業員数:約1,400名(2021年3月末現在)
– 資本金:178億1,553万ルピー(スズキ出資比率100%)
– 生産台数:599,924台(2020年度)
– 二輪生産車種:アクセス125、バーグマンストリート、ジクサーシリーズ、イントルーダー
– 大型二輪組立車種:Hayabusa、V-Strom 650