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2022年2月24日【新型車】

スズキ、新型「バレーノ」をインドで発売

NEXT MOBILITY編集部

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スズキは2月24日、インド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)が、全面改良したプレミアムハッチバックの新型「バレーノ」をインド国内で発売したと発表した。

 

アフリカ、中南米、中東などへの輸出も順次開始する。

 

「バレーノ」は、2015年にインドで発売し、2021年11月にはインド国内累計販売100万台を達成した。また、2021年のインド国内における乗用車のモデル別販売台数では、マルチ・スズキ社のモデルが上位10モデル中8モデルを占め、その中で「バレーノ」は、1位の「ワゴンR」(183,851台)、2位の「スイフト」(175,052台)に次いで3位(172,241台)となるなど、同社の主力モデルとなっている。

 

今回、初めて全面改良を行った新型「バレーノ」は、好評なパッケージングを維持しながら、全高を抑え、全幅を広くとったスタイリングを更に強調した外観デザインや、上質感のある内装、ヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用したほか、後席快適性を向上させるなど、全方位で進化させたとしている。

 

 

■新型「バレーノ」の主な特長と主要諸元(インド仕様車)
<外観デザイン>
・ルーフライン後方にかけて傾斜を強めたスタイリングを採用し、ボディーサイドには力強くシャープなキャラクターラインを引き、大胆さを強調するデザインとした。
・フロントには精緻な造形のフロントグリルを採用し、その下には全幅を強調する左右に広がるクロームの加飾を配置した。
・フロントのポジションランプとリヤのテールランプには特徴的な3灯式LEDを採用した。

 

<内装デザイン>
・ドアの内装やインパネ周りは、乗員を包み込むような造形とし、柔らかさを印象づけるデザインとした。
・内装色は黒と紺の2トーンに統一し、アクセントとしてインパネやステアリングホイールにシルバーの加飾を施し、高い質感に仕上げた。

 

<先進装備>
・スマートフォンと接続可能な9インチの大型タッチパネル式ディスプレイオーディオを採用し、全方位モニターに対応した。
・車速、エンジン回転数、瞬間燃費など必要な情報をフルカラーで見やすく表示するヘッドアップディスプレイを採用した。
・車両にデータの送受信を可能とする車載通信機を標準搭載することで、コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応した。

 

<後席快適性>
・シートクッションの素材や形状を改良することで、サポート感や着座時の安定性を向上した。
・後部座席用のエアコン吹き出し口やUSB充電ソケットなどを装備し、快適性を高めた。

 

<主要諸元>
・全長3,990mm×全幅1,745mm×全高1,500mm
・エンジン:1.2Lガソリン(アイドリングストップシステム搭載)
・トランスミッション:5MT/5AGS

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。