スズキとダイハツ工業、トヨタ自動車の3社は1月29日、商用軽バン電気自動車(以下、BEV商用軽バン)について、それぞれ2025年度中の導入を目指していることを明かした。
これらBEV商用軽バンには、スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウとトヨタの電動化技術を融合させて共同開発した、軽商用車に適したBEVシステムを搭載。その企画に当たっては、〝Commercial Japan Partnership Technologies (コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ:CJPT)〟も参画し、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様が追求されたと云う。
今後3社は、配送業等のニーズに応じたBEV商用軽バンを供給していくことで、実用的で持続可能な移動手段を提供し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進していくとしている。
2023年5月18日~21日に開催された日本自動車工業会主催の展示イベントで公開されたBEV商用軽バン(プロトタイプ)。左から、スズキ仕様車、ダイハツ仕様車、トヨタ仕様車(タイトル写真は、トヨタ仕様車)。